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千早茜「魚神」

2024年06月25日 | た行の作家


集英社
2009年1月 第1刷発行
259頁

生ぬるい水に囲まれた孤島
ここにはかつて政府によって作られた一大遊郭がありました
捨て子の美貌の姉弟、白亜とスケキヨ
スケキヨは陰間屋に売られ、白亜は廓に売られ、二度と会うことも叶わないはずが…
上顧客の後押しを得て陰間屋を飛び出し薬売りとして暗躍するスケキヨと白亜の魂は惹きあい、避けあい、そして再び寄り添う時、島に変化が…

二人の周囲の人物配置が見事で、ぐいぐい読ませます
本作がデビュー作とは驚き
アニメーション化されないかな~

装画は宇野亞喜良さん
物語のイメージにぴったりで、この装画を見て本書に手を出した人も少なくないのではないでしょうか
2024年9月14日~11月9日、刈谷市美術館で宇野亞喜良展、AQUIRAX UNO が開催されます
絶対に行かなくっちゃ!

   



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4 コメント

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Unknown (todo23)
2024-06-25 15:03:14
私もこれで千早茜にお嵌りした。

http://blog.livedoor.jp/todo_23-br/archives/28996218.html
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todo23さん (こに)
2024-06-27 08:15:15
本作がデビュー作とは驚きです!
定期的に読みたい作家さんですね。
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Unknown (latifa)
2024-06-29 07:11:08
こちらにも。
私もこれ読んでいます!
でも・・・かなり前なので、忘れちゃってるのよ・・・

これが千早さんの初読みだったので、これ以後ずっとしばらく追っていました。

宇野亞喜良さん、私も好き。
そうそう、先日日曜美術館でもやっていて、プライベートな様子とかも面白かったです。
美術展行くのね?いいなー!
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latifaさん (こに)
2024-06-29 15:06:55
今さらながら千早さんの実力にハマってます。
宇野さん、素敵ですよね~。
ヒグチユウコさんとか、どうしてこんなのを思いつくのか、羨ましいです。
日美、私も観ました。お若い頃から素敵な方でしたね。名古屋市出身にも驚き。
刈谷市美術館は9/14~11/9まで開催されるので愛知県に用事があったら是非とも!
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