「ザ・セル2」
原題 THE CELL 2
2008年 アメリカ
【ムービープラス】
他人の潜在意識の中に入りこめる特殊能力を持った女性捜査官(テシー・サンティアゴ)が連続殺人鬼の凶行を食い止めるべく能力を駆使して立ち向かうサスペンススリラーの続編
前作よりハードでした
前作は医療開発面に重きが置かれていましたが今作はミステリー、ホラー色が濃かったです
日本でいえば2時間ミステリードラマ程度の出来で、「セル」という作品名を使うのは前作に失礼ではないかと…
「オデッセイ」
原題 THE MRTIAN
2015年 アメリカ
【BSプレミアム】
火星で有人探査の最中、嵐に巻き込まれてしまったワトニー(マット・デイモン)
仲間たちは緊急事態を脱するため、死亡したと推定されるワトニーを置いて火星を去ってしまいます
しかし、猛烈な嵐が去った後、奇跡的に死を免れていたワトニーは酸素は少なく、水も通信手段もなく、食料は31日分という絶望的環境で、4年後に次の探査船がやってくるまで生き延びようとあらゆる手段を尽くしていきます
ポジティブで強い精神力の持ち主、ワトニーには頭が下がります
ベタでも感動的
ワトニーと仲間たち、NASAのメンバーに拍手を送ります
特に船長役のジェシカ・チャステイン、良いです!
「6才のボクが、大人になるまで」
原題 BOYHOOD
2014年 アメリカ
【スターチャンネル BS10】
6歳の少年とその家族の12年にわたる奇跡をつづった人間ドラマ
主要人物4人を同じ俳優が12年間演じています
テキサスの田舎町に住むメイソン(エラー・コルトレーン)はシングルマザーのオリヴィア(パトリシア・アークエット)と姉・サマンサ(ローレライ・リンクレイター)の3人暮らし
父・メイソン・Sr(イーサン・ホーク)は母と離婚後、別に暮らしていますが、子供を思う優しい父親で時折メイソンとサマンサに会いにやってきます
オリヴィアの再婚と離婚、メイソン・Srの再婚
大人たちの都合に振り回され反抗期はあるものの少しずつ大人に近づいていく子供たちと、年を重ねていく両親
自分のこれまでの人生のうち、子供と過ごした時間を思い出しました
特にメイソンが大学進学で家を出る時のオリヴィアの心情には甚く同調してしまいました
メイソン・Sr=イーサン・ホークの声や口調がいい感じ
池松壮亮さんみたいでした^^
「ダンス・ウィズ・ウルブス」
原題
1990年 アメリカ
【BSプレミアム】
南北戦争の激戦地・テネシー州でその自殺行為から英雄となり殊勲者として自由に勤務地を選ぶ権利を与えられたジョン・ダンバー(ケヴィン・コスナー)は「失われる前にフロンティアを見ておきたい」とサウスダコタ州のセッジウィック砦への赴任を直訴
見渡す限りの荒野と荒れ果てた砦で単独自給自足の生活を始めます
愛馬のシスコと“トゥー・ソックス”と名付けた狼と戯れる生活が続いていたある日、スー族のインディアンがシスコを盗みに来ます
銃で威嚇して追い払いますが、ダンバーはインディアンと接触したほうが良いのではないかと考えます
一方、インディアンたちも集落に戻って話し合った結果、ダンバーと接触を試みようという結論が出ます
何度か一緒に過ごすうち、インディアンの生活に安らぎを見い出すようになったダンバー
彼の人柄から酋長により仲間として認められ、その集落で育てられた白人女性と結婚もします
ところが、インディアンの大量虐殺を目論む合衆国軍はすぐ近くまで迫っていました
性別や人種、宗教の違いを乗り越えて理解し合うことを通して当時のアメリカ社会を痛烈に批判しています
最後には、史実のとおり、『インディアンの集落は殲滅された』という字幕が流れます
やるせない思いが残りました
本作公開は1990年
30年が経ちますが、世界は、アメリカ社会は、変化したでしょうか
「モリーズ・ゲーム」
原題 MOLLY’S GAME
2017年 アメリカ
【スターチャンネル BS10】
女子モーグルのトップ選手から26歳でセレブ相手の非合法の高額ポーカールームの経営者となったモリー・ブルーム(ジェシカ・チャスティン)
成功を収めてから10年後、FBIに逮捕されてしまいます
実在の女性の実話とのこと
ポーカールームの客には、有名スターや一流スポーツ選手、ミュージシャンなどが名を連ねていたとか
驚きです
モリーのゲームは違法だったのか
裁判の判決内容は正直よくわかりませんでした
有罪か無罪か、スキャンダルを描くだけではなく弁護士(イドリス・エルバ)との友情や父親(ケヴィン・コスナー)との確執を描くドラマでもあります
モーグルの試合でビンディングが外れ転倒、坂を転落したモリーは再び立ち上がりました
何度転んでも立ち上がるモリーの姿には感動、見応えがありました
ジェシカ・チャスティンは、ホント強い意志を持った女性を演じさせたらピカイチ
モリーに厳しいばかりで愛情を見せなかった父親役のケヴィンは少し気の毒のように思いましたが(^_^;)
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