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おうち映画(海外)・私は確信する/遠い空の向こうに/ジャックは一体何をした?

2022年11月29日 | 映画(海外)
「私は確信する」
原題 UNE INTIME CONVICTION
2018年 フランス
【WOWOWプラス】

2000年にフランスで実際に起こった未解決事件「ヴィギエ事件」を題材にした裁判サスペンス

スザンヌ・ヴィギエが3人の子どもたちを残して姿を消します
証言や疑惑により夫で大学教授のジャックが妻殺害の容疑者となります
ジャックの無実を確信するシングルマザーのノラは、彼の無実を勝ち取るため、敏腕弁護士のデュポン=モレッティに事件の弁護を依頼
自らモデュポンのアシスタントとなり事件の捜査を進めていきます
やがて食い違いを見せる刑事、ベビーシッター、スザンヌの愛人らの証言から次第に事件の新たな真実や疑惑が浮かび上がっていきます

仮説だらけなうえ、フランス司法の陪審員の心証が優先される裁判で無実を勝ち取るまでの強靭な意志の持ち主であるシングルマザー・ノラの奮闘に目が離せませんでした

ところで、実際のところスザンヌはどこへ消えてしまったのでしょう
どこかで生きているのか、殺害されているのか、だとしたら真犯人は誰なのか
本作の主題とは別のことですが気になります





「遠い空の向こうに」
原題 OCTOVER SKY
1999年 アメリカ
【BSプレミアム】

米ソ冷戦時代のアメリカ、コールウッド
男であれば誰もが将来炭鉱夫になると約束された町で、高校生ホーマー(ジェイク・ギレンホール)は自分の将来に不安を抱えていました
1957年、ホーマーは星空を美しい軌跡を描いて飛んでいくソ連の人工衛星スプートニクを見て、宇宙への夢に魅せられてしまい、悪友たちと“ロケット・ボーイズ”を結成、ロケット製作に夢中になります
しかし、炭鉱のリーダー格の父親(クリス・クーパー)はホーマーを理解できず激しく衝突します
父の無理解、兄との比較、そして父の怪我、ロケットを諦め炭鉱夫に…
ホーマーの将来はどうなってしまうのでしょう
元NASAの技術者、ホーマー・ヒッカムの自伝に基づいているのでホーマーのその後は分っていてもハラハラドキドキ
途中、挫折はあっても夢を諦めず友人や協力してくれた人々と共に突き進んだ“ロケット・ボーイズ”にバンザイ
必要以上の小細工を省いてストレートに感動できる物語です

10代後半、初主演のジェイク・ギレンホールがキラキラ光っていたし、クリス・クーパーは頑固おやじを演じさせたら右に出る者はいないってくらいはまり役でした


時々、ISSが上空を通過するのを見ます
私の年齢では見上げて「すごいな~」で終りですが、少年少女なら宇宙に憧れる気持ちが湧き上がってきて当然でしょうね






「ジャックは一体何をした?」
原題 WHAT DID JACK DO?
2020年 アメリカ
【Netflix】

登場するのはディビッド・リンチ監督本人と猿のジャックのみ
列車のコンパートメントで鶏を殺害した罪でリンチ演じる刑事から尋問を受けているジャック
噛み合わない2人の会話は哲学的で奇妙でシリアスで、互いの本質に迫る、かのような?
ユニークだけれど、結局どうしたいのか分からず…分からなくてもいいや、でした
17分のショートフィルム
英語のリスニングに適しているのではないかしら
 




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