「夕陽の群盗」
原題 BAD COMPANY
1972年 アメリカ
【BSプレミアム】
南北戦争で荒廃したオハイオ州から徴兵を脱して旅する青年
同じ様に、父親の暴力から逃げた者などと共に一種のギャング団を作って西部を目指します
店に押し入ったり、農家の鶏を盗んだり、不道徳な点は見逃して、主人公の青年ともう一人の若者の友情や思いやりは観る価値があると思います
結局は銀行強盗を企むってどうよ?と思ったのですが、バックに流れるのどかなピアノ曲に中和されてしまいました
アメリカが銃社会であることは歴史からみても致し方のない事か、とも思わせるシーンの数々
う~ん、アメリカに生れなくて良かった、なんて思いました
「アレキサンダー」
原題 ALEXANDER(2004)
2004年 アメリカ
【ムービープラス】
古代マケドニアのアレクサンー大王の生涯を描きます
壮大な物語でしたが、アレキサンダー大王のコリン・ファレルが弱い…、母親役のアンジェリーナ・ジョリーは強すぎる…
これが全て真実ではないにしろ、歴史を学べたことは良かったです
結局、どうしてアジアまでも遠征の旅を続けたのかは、はっきりしませんでしたが
アレクサンダー大王について検索していたところ、イスカンダルという人名がアレクサンダーに由来するものと知って驚きました
これがこの映画からの一番の収穫かもしれませんw
「きっと、うまくいく」
原題 3IDIOTS
2009年 インド
【ムービープラス】
インド屈指のエリート理系大学区ICEを舞台に型破りな自由人のランチョー、機械よりも動物が大好きなファラン、なんでも神頼みのラジューの3人が引き起こす騒動を描きながら、卒業後行方不明になったランチョーを探すミステリー仕立てのコメディドラマ
人が人を信じる事、裏切る事、才能、親の期待、格差などをユーモアを交えて明るく描きます
笑って泣いて心に残る映画でした
「ハンナ」
原題 HANNA
2011年 アメリカ
【トウエルビ BS12】
フィンランドの山奥で元CIA工作員の父(エリック・バナ)に戦闘技術を徹底的にたたき込まれて育った16歳の少女・ハンナ(シアーシャ・ローナン)
ある任務のため、父とベルリンで落ち合う約束をして山小屋を出ます
しかし、かつての父の同僚でCIA捜査官のマリッサ(ケイト・ブランシェット)が執拗にハンナを追います
一度は捕まって施設に入れられますが父から教わった技術をフルに使い脱出
キャンピングカーで旅する家族に上手く近づいて車に乗せてもらいマリッサの追跡をかわします
ストーリーより雰囲気といった感じです
シアーシャ・ローナンとケイト・ブランシェットのスタイリッシュなアクションが意外で面白く観ました
無表情に「心臓外しちゃった」と呟くハンナ
一般的な肉親の愛情を受けずに育った彼女ですが、親しくなったキャンピングカーの家族の娘と再会して友情を育んでいけたらいいな、と思いました
「胸騒ぎのシチリア」
原題 A BIGGER SPLASH
2015年 イタリア、フランス
【スターチャンネル BS10】
世界的なロックスター、マリアンヌ(ティルダ・スウィントン)は声帯の手術を受けた後、年下の恋人ポール(マティアス・スーナールツ)とシチリアのバンテッレリーア島で静かに過ごしています
そこに招かれざる客が突然やってきます
マリアンヌの元カレのハリー(レイフ・ハインズ)が娘のベン(ダコタ・ジョンソン)と押しかけてきたのです
マリアンヌとよりを戻したいのが見え見えのハリー
さらに、ベンはポールを誘惑しようと接近します
ポールがハリーを気に入らないのは分かるけれど、そこまでいく前に何とか出来たのでは?
ネタバレ→ポールがハリーを殺してしまうのです
どうみたって犯人バレバレなのに警察は近所をうろついている不法移民が犯人かも、で済ませてしまうし、最後には署長さんもマリアンヌにサインをもらってご満悦
島の自然風景は素晴らしかったけれど、ハリーのヌードが多過ぎでイヤになったし、ストーリー展開も好みではなかったです
邦題も意味わかんない(T_T)
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