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太宰治「グッド・バイ」再読

2022年11月18日 | た行の作家


新潮文庫
1972年7月 発行
1989年3月 37刷改版
2007年8月 65刷
解説・奥野健男

330頁

戦後に書かれた16編の作品集
未完の遺作、表題作「グッド・バイ」は大泉洋&小池栄子「グッドバイ~嘘から始まる人生喜劇~」の原作で、読んだはずですが多分うんと若い頃でしょう
全く記憶になく、初読状態でした

「薄明」「苦悩の年鑑」「十五年間」「たずねびと」「男女同権」「冬の花火」「春の枯葉」「メリイクリスマス」「フォスフォレッセンス」「朝」「饗応夫人」「美男子と煙草」「眉山」「女類」「渡り鳥」「グッド・バイ」

改めて、太宰治の文学センスの素晴らしさに感じ入りました
「眉山」は2014年アンソロジー「戦後短編小説再発見①青春の光と影」で読んでおり記憶にあります
自分の太宰治のイメージはかなり偏っていたようでこの時にも太宰はこのような作品も書くのだと驚きましたっけ
それと、とても子煩悩だったようでこれまた驚き
どんな作家さんも自分のものさしで勝手に評価づけしてはいけませんね




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