名古屋市博物館
シーボルト没後150年記念
よみがえれ! シーボルトの日本博物館
開館20分ほど前に到着
地味な特別展とはいえ
誰もいないのに少々驚き
それでも開館時には30人くらいの行列が出来ていました
シーボルトといえば
日本に近代医学を伝えた人
日本人女性・タキとのロマンス
国外追放となったシーボルト事件
くらいは誰もが知っていますが
意外と知られていないのが
膨大な数持ち帰った物品を駆使して
ヨーロッパで日本を紹介する展覧会を度々開いたことではないでしょうか
それはジャポニズム流行の先駆けともなったのです
異文化への誤解を是正するという科学的な目的もあったとのこと
絵画、手紙、地図、陶器、衣服、生活用品などなど
素晴らしい保存状態の品々を現代に見ることが出来るとは何と幸せなことか
しかし
シーボルトとタキとの間に生れたイネ
吉村昭著『ふぉん・しいほるとの娘』に描かれた彼女の辛い人生が思い出されて複雑な思いも拭えませんでした
シーボルトは
再来日した際にはヨーロッパで生まれた長男を同行しています
この時イネは父と再会するのですが幻滅しか覚えなかったようです
2階の常設展で
徳川家康なりきりパネル
信長・秀吉よりやっぱ家康だという主人
顔が入らないとブツブツ言ってました
そりゃ、これは子供向けでしょう(^o^)丿
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます