いらっしゃいませ、と、言っているとかいないとか
今大学生の甥がまだ小さい頃、姑が元気だったのでよくうちに来て留守番をしていまして。
日めくりカレンダーの裏側とかにいろいろ落書きをして遊んでました。
描いたものを廊下の壁にぺたぺた貼っていたのだけど、その中で我が家の伝説になったのが、
緑のりんご、と書きたかったのが「みろりりんご」と書いちゃったやつ。
あの頃の落書きは結構残してあって、先日遺品整理中に見つかった、当時小学生だった甥が考えた「カープのスタメン表」。
本人に見せたら「俺、おもしろいヤツだったんだなー」と言いながら持って帰りました。気に入ったみたいで何より。
で、「みろり」。当時のオトナはただの書き間違いだと思っていたのだが。
今年のお盆、姪夫婦が仕事を休めなくて1日だけ姪の子供たちを預かりましてね。
下の女の子がやっぱり紙にいろいろ落書きして壁に貼るのが大好きで、
その中に「○○しているので、はいらないでくらさい」と。
なんだこのDNA(甥からすると血のつながった姪に当たる)。
姪に聞いてみると、学校で「だぢづでど」と「らりるれろ」の区別が付かない、と指摘されたらしい。
15年後に回収された「みろり」のナゾ。そうか、書き間違いじゃなくて、単純に違いが理解できてなかったんだ。大人にはもう分からないこの感覚。
きっとそのうち修正されちゃうんだけど、この落書きは大事に取っておかなくては。
いつか笑い飛ばせる日が来るはずだー。