日中は勝手に寝ているくせに、家のヒトが寝ると寂しがってやって来てガジガジ齧るので、マッサージチェアに毛布を敷いてベッドを作って差し上げた
広島市内に車ででかけるときは、中心部に駐車すると駐車代がべらぼうに高いので、
(高いと言っても多分首都圏の相場からするとかなり安いとは思うけどね)
少し離れたコインパーキングに停めて歩く。
それにしても、アレですわね、コインパーキングってどこの駐車場も料金体系がまちまちで、同じ会社が運営するところでさえも料金体系が違うのが困るのよね。
料金表を見てもさっぱりわからないし、上限料金もよく見たら時間帯があれこれ書かれているし。おまけに、前回は上限料金があったのに今日行ったらまた変わってるとか。
あれって、軽い詐欺じゃね?と思うんだけど、こういうの、料金シミュレーションできるサイトとかアプリとか作ってくんないかな。
まあ、それはそれとして。
駐車場から目的地に歩いていると、途中に中四国地方最大級の「夜の街」があるんですわ。
土曜日の朝、割と早い時間にここを突っ切ることになるので、金曜の夜の喧騒の残骸がそこかしこに残ってるわけです。
道端はゴミだらけだし、一晩中遊んでた若者が騒いでるし、まだカラオケで歌ってる店があるし、お仕事の終わったスーツ姿のお兄さんが遠い目で煙草ふかしてるし、電柱の陰で吐いてる人はいるし、路上で寝てる人はいるし、カラスは鳴くし、
道に倒れて誰かの名を呼び続ける人・・・・は、居ないけど。
楽しそうでようございますな。
とは言え、それはただの残骸で、コロナの時代を経て、夜の街がどれくらい賑わっているのか想像もつかない。
何しろこういう「夜の街」に呑みに行くことなんて、もう長いことご無沙汰しておるなぁ、としみじみ考えてしまった。
大勢で食事に行っても、もう二次会とかそういうものも全然行かなくなったし、元々スナックとかスタンドとかバーとかに馴染みの店があったわけでもないので余計に遠のいておる。
いや、行きたいとも思わんのですが。
オトナに連れて行ってもらったお店なんかを思い出してみると、今にして思えばいい感じのマスターなんかも居たりして、
こういう「遊び」にとんと縁のない人生だわね、とまたまたしみじみ考えてしまった。
ドラマみたいに「ねえマスター、聞いてよぅ」とかいうセリフは多分、一生吐くことは無さそうだわ。