先日から どんな教室かと
数件問い合わせがある
とてもうれしい話だが
会員制なんです
少人数制なんです
期間が決まっています
と説明したとたん
なら いいよ と電話を切ってしまう人がたくさんいる
やる気のあるの?
と思うのだが
落ち着いて考えてみると
今の風潮が
パソコンの前に座って10回くらい習えばすぐわかる
と言う風に見られていると言うことだ
本当にそうであれば
パソコン教室はもう無いはず
だって 利用できる人はどんどん増えてきているのだから
いつまでもできない人がいつづけるわけがない
にもかかわらず
パソコンが使えない、
いざというときにどうしたらいいのか
悩んでいる人が多いのは
パソコンについての掲示板の数で理解できると思う。
そんなこともわからないのか
そんなことわからないならパソコンなんてわかるわけが無い
などとてもひどい言葉が飛び交っている
その人だって最初は初心者だったはずだし
教えてくれた人が
そんな汚い言葉で教えたんだろうか
ネットの向こうの顔が見えないだけに腹立たしい
私もある人に説明した内容に
自分はパソコン専門家というやつが
私の説明文にいい加減なことを言っていると
ネットに書き込み いかにも自分がすべてわかっている
と言う書き込みに 憤慨したものだ
しかし、そやつの回答文を見ていると
結局パソコンの上に乗っているワードやエクセルについての説明は
丁寧に解説しているが
少しトラブルになると 全く手を出していない
つまり、パソコン全体を理解しているわけでは無いことがわかった。
にもかかわらずほんの少しの内容に
文句をつけるのがインターネットであるのだから
その文の向こうにいる化け物を
解析して 話の内容を考察しなくては内径のが今なのだと思う。
その中で
10回くらいでわかったというのであれば
私はすごい人だと思う。
というのも 我が校の受講生を見ていても
1年2年経って同じようなことをすると
初めて聞いたような顔をしている。
簡単な操作でも
しばらくして あっ これ仕事で使っている操作なんですね
なんて話も出てくる。
つまり、何回同じような操作を繰り返し
それをどのように自分のものにしていくのか
どのように理解していくのか
どう広げていくのか。
だと思う。
この広げる際、
間違った理解では広がり方に限度ができたり
間違った操作方法でパソコンを壊してしまったりと
この時点は習ってから1年2年経った後の話だから
本当に理解できているかどうかは
時間がかかるものだと言うことが
受講生を見ていてよくわかる
最初は 教えている と言う感覚だったけど
数多くの受講生を見ていて
育てている という教室になっていることが実感
子供も間違って育てていたら
とんでもない子供ができあがる
と同じように パソコンを習うという意味で
正しく利用できる人を育てている当スクールは
きちんと利用できる人が増えているのか
間違った考えを持っている人はいないか
それを管理するのが私の仕事だと思う。
私ももう長く教えることはできない。
だから後輩を真剣に育てる
という時代に入ったと思う
おじさんでもおばさんでも
全く構わない。
理解できた。
使えた!!
と言う喜びを味わえる教室をしていくのは
無理なのか…
どうしたら 理解者が増えるのか