
母親から娘に譲り受けていく紋
家紋とはまた別の紋で
結婚の際
留袖とかの紋付きの着物やら
儀式用のふろしき・ふくさに
女紋を入れて持って行く
私の紋は
”蔦(つた)”
私が受け継いだ紋は
母が母の母(私の母方のおばあちゃん)から受け継いだもの
”蔦って地味やし嫌やわ”
と言ったら
”蔦は暑さ寒さに耐えて
崖をよじ登り
逆境に強い!
秋に紅葉して美しいし
いい紋ですよ
それに
お母さんからもらったんやしね”
と着物の着付けの先生に
諭されたことがあった
なるほど
いい意味があるんやな

同じ蔦の紋でも
こんなにかわいいのもある
”尻合わせ三つ光琳蔦
しりあわせみつこうりんつた”
私の紋はシンプルだけど
すごく凝ったものやら
デザイン性の高いもの
ちょっと笑えるものもあり
色々見てるとおもしろい