531へのドライブドナーとして購入。
これはマルチビットなんだよね。
ビクターモデルで売りのK2インターフェイスを搭載していない。
だが試聴したら和多志好みの硬い音が出るね〜。
これは動態保存としておこう。
この521は531とは少し違う。
持つと重い。
底板はスチールだ。
この内側に更にスチール底板がある。
その上に基板とかドライブが搭載されている。
奥行きが28センチなので、基板は二分割になっている。
DACが載る基板とアナログ出力用の基板に分かれている。
それにしてともスチールの底板は信頼性がバッチリだ。
531は奥行きが33センチなので、一枚の基板でできている。
521のドライブを531筐体に移して、接続してみたら無事にCDを読み込んだ。
ディスクスピンドルが回ったのだ。
で逆にしてみると、531ドライブが521筐体ではディスクスピンドルは回らなかった。
どうやらディスクスピンドルが駄目だと判明。
メインのビクターを531で聴く事にする。
ドライブは521の方が良い部品を使っている様だ。
トレイの動作音が少ないのだ。
531に着いていたドライブのディスクスピンドルモーターをいじってみるか。
いじってみた。
モーター自体は生きている。
10ボルト印加したら元気良く回転した。
ケーブルも途中断線無し。
となると残るはレーザーピックアップだな。
光伝送とマルチビットの音。
聴きたいよね〜。
下位機種からドライブユニット移植予定!
こちらに移植した531のドライブユニットを、あちこちいじってディスク入れたらスピンドルが回ってしまった。
どうなってんだ。
回らなかった原因は不明のまま。
やはり単純な接触不良か?
このユニットのレーザーピックアップ部を変更してしまったので、音飛びする。
また調整の日々が続く。
XL−Z221を手に入れたので、更にそちらのドライブユニットをこちらに移植する。
531のドライブユニットで使って行く。
どうやらこのユニットは、ピックアップレーザーの出力が足りなくてディスクスピンドルが回らなかった様である。
たった今調整を煮詰めて、使える様にした。
それにしても、昨日まで読み込めていたレーザーピックアップが、急に今日レーザー出力が下り、ディスクスピンドルが回らなくなる物なのか。
これが経年劣化と言う物なのだろう。
最後に521の一番の売りであろう底鋼板3重層をご覧頂きたい。
塗装されている最底板の厚さは多分0.5ミリ。
その上の中層底板は5ミリ。
その上、箱型筐体の鋼板の厚さも0.5ミリ。
筐体が小振りなので、底板鋼板の重みがズッシリ来る。
これが良いね。
ソニーのGシャーシとは別のこだわりを感じる。
531では最底板はプラスティックになってしまう。
XL−Z521良いねお宝だよ。
いつもの様に定期鑑賞していたら、7曲目で音飛びしてしまった。
戻る音飛びだ。
早速メンテナンス。
小振りな筐体の割に8500kgの重量が頼もしい。
ドライブユニットを裏返し、ピックアップレンズの駆動部にグリス増しし、そこから出ているケーブルとカプラーを、ユニットの丁度良い長方形の穴に通して、ケーブルがピックアップレンズと共に直線移動しても、他の部分と接触しない様にした。
7曲目を試聴した。
音飛びは解消された。
その後の縁近傍のトラックも問題無い様だ。
底部の鋼板三枚重ね構成で、個人的に気に入っている521。
こちらもやはりお得する。
する時としない時がある。
これもドライブ交換かな?
やるとしたらレーザーピックアップが御臨終になった時だな。