ヤマトオーディオとインプレッサGT7

やったー‼️遂にシアタールーム完成‼️
観る映画はSFとアクション、アニメーションのみ‼️
オーディオその他趣味

Pioneer BDP-LX91

2024-12-03 20:57:00 | オーディオマニア
 2008年製定価40万円。
 パイオニアブルーレイディスクプレイアーのフラッグシップ機。
 その中古を10分の1の値段で手に入れた。
 UHDではない、普通の1080。
 外観は非常に綺麗。
 内部はそれなり。
 左にトロイダルトランス、その隣りに見えるのは多チャンネルアナログ出力回路。
 この物量、流石フラッグシップ、ハイエンド。
 ステレオだけ聴いてみたが、その音はかなり力強かった、量感が凄い。


 CDとDVDは再生出来た。
 だがBDは認識しなかった。
 リードしない。
 ドライブユニットは基板の下にあり、しかもスチールケースの中にある。
 レーザーピックアップに辿り着くのは時間が掛かる。
 それをやらずに解決する方法が一つある。
 レンズクリーナーだ。
 取り敢えずこれを走らせてみよう。

 何とこのモデルのボンネットは二重構造だった。
 これは凄い。
 アルミ化粧天板の内側にスチール天板の二重構造。
 天板は叩くと鳴いてしまうので、鉛テープを貼り付けた。

 クリーナーでディスクリードされるのを祈る。

 試しにアベンジャーズのBDを二枚借りて来た。
 すると認識するではないか!
 二枚ともリードしたりしなかったり。
 やはりレンズが汚れている。
 昨日リードしなかったすずめの戸締まりは、読み取り面が白かった。
 これは印刷面が白く印刷されていたからだ。
 対してアベンジャーズの読み取り面は黒い。
 印刷面は暗い青。
 どうやら読み取り面は黒い方がリードに最適らしい。
 けどこれではこまるね〜。
 どんな条件でもリードしてもらわないとプレイアーとは言えない。
 まあ、レンズ汚れさえ除去できれば白いディスクもリードする筈だが。
 まあ、これでホッとした。
 レーザーピックアップは死んでいなかった。
 レンズクリーニングさえすれば問題なく使える事が判った。
 それにしてもこの重量感。
 最高だよ。

 ディスク型のレンズクリーナーを5回走らせたけど、変化無いなー。
 直接綿棒で汚れを拭き取らないと駄目だな。
 それでもリードするので、ラックに設置した。
 ディスクをセットして再生。
 1080P45fsに設定。
 60fsではないが、画質は最高だ。
 買って良かった。

 本体が綺麗な割に、リモコンの使用感に経年劣化が甚だしい。
 セットアップボタンが反応しない。
 最悪じゃん。
 直接設定ボタンで何とかなったけど。
 リモコンの接点復活の為に分解したが、どうかな。

 リモコンは接点クリーニングして復活した。
 同時に中古の同型リモコンを買った。
 リモコンは劣化が早いね。
 似たような物はあるものの、全くの同型は少ないね。
 無論似た物でも使える事は確かだ。
 同じメーカーのリモコンでもテレビのリモコンは使えない。
 ブルーレイプレイアーにはブルーレイプレイアーのリモコンでないと使えない。
 赤外線の周波数が違う。

 BDを全然読み込まないので、分解レンズクリーニングしてみた。
 天板を取りはずし、サイドモールを取り外す。
 更に2枚目の天板を取り外す。
 すると電源制御基板と多チャンネルアナログ基板が現れる。
 フィルムケーブルとトロイダルトランスからのケーブル束2つを基板から外す。
 パーティションを取り外す。
 基板はスチールフレームに取り付けられているのでこれごと取り外す。
 ボルト7本で取り付けられている。
 同時に裏側接続部のアナログRCAジャックを固定しているボルトを取り外す。12本。
 すると難なくフレームと共に基板が取り出せる。
 ドライブが露わになる。
 ドライブは4本のボルトで固定されている。
 電源ケーブルカプラーを外し、フィルムケーブルを取り外す。
 この前に電源投入しトレイを出して装飾ベゼルを外しておかないとドライブは取り出せない。
 ドライブを取り出すと、フィルムケーブルが出ている基板が不安定になるので外してしまう。
 この基板とドライブとの接続は、PCで普通に使われているSATAなので見慣れているだろう。
 外しても何ら問題が無い。
 両面テープで固定されている?
 40万円機でこれか〜。
 ドライブの上面を鏡面仕上げの制振プレートが固定されているので外す。
 側面の固定用ステーを外す。
 ステーにはLRの刻印があるので間違いは起きない。
 ドライブはスチールのフレームカバーと、ドライブ本体のプラスティック部となっている。
 レンズはこの状態では見えない。
 スチールカバーを取り外すのだが、固定ボルトとかは無い。
 意を決して力付くでスチールカバーとプラスティック本体を剥がして行く。
 見事にスチールカバーは外れレンズが現れた。
 レンズは2つ、赤と青用のレンズ。
 これをクリーニングした。
 逆の手順で戻して行って終わり。
 一つ一つ確認しながら戻して行かないと、二度手間三度手間となっしまう。
 私はドライブ本体の前面部プラスティック部品を逆に取り付けてしまったので、やり直した。
 次にドライブから音声処理基板へのフィルムケーブルを差し込まず天板まで戻してしまったので、やり直した。
 レンズにたどり着くまで大変だが効果はあるのかな。
 まだ確かめていない。

 ゲオでレンタル外れのブルーレイディスクを買った。
 2001年宇宙の旅とブレードランナーだ。
 どちらも問題無く認識、再生してくれた。
 パイオニアのプレイアーは他メーカーと較べて再生まで時間が掛かる様だ。
 内部の様子は定価40万円と言うにはいささか安上げな部分もあったが、何とかそれを確認して行きたい。

 ブルーレイディスク、2001年宇宙の旅とブレードランナーは再生できた、しかしデューンリメイクは認識しなかった。
 ディスクに因って差異がある様だ。
 ブルーレイレーザーの出力が弱いかも知れない。

 ディスクドライブユニットはシャープ製らしい。
 シャープ製ブルーレイレコーダーに多く搭載されていたらしい。
 そのレコーダーもある程度次期が来ればブルーレイディスクを認識しなくなる。
 これは設計ミス、コストダウンし過ぎの弊害ではないか。
 ドライブユニットだけの原単価は1000円くらいではないか。
 パソコンユニットの使い回しで。
 かつてのCDプレイアーのドライブユニットは、モデルシリーズ専用設計であった。
 だから堅牢だし、信頼性が高く、修理が可能だった。
 しかしこのドライブユニットは修理が難しい。
 安い部品のかたまりなので、壊れたら修理出来ない。
 万全なユニットを探して交換するしかない。
 パソコン型ドライブユニットを、今後箱型ドライブユニットと区別する事にする。

 現在装備されている箱型ドライブユニットがこれ。

 この対応の為にヤフオクで10個セット送料込み3000円で買った箱型ドライブユニットがこれ。

 型番がちょっと違うだけ。
 重さはこちらの方が重い。
 上の物は軽量化されたモデルかも知れない。




MARANTZ UD-8004

2024-12-02 19:09:00 | オーディオマニア
 ユニバーサルディスクプレイアー。
 BDP―LX91もユニバーサルディスクプレイアーで、使用に耐える事になったのでメンテナンスをする事にした。
 製造は2010年との表示が貼られていた。

 三分割された筐体、ボンネットは普通のコの字。
 左側は受電基板、中央はデジタル&HDML基板。
 右側はアナログ回路基板。
 ご丁寧にステレオ出力基板がある。
 ステレオ出力基板は電源分配基板と共用の様だ。
 三層構造なので確認できん。

 8004のトレイには、高級感を出す為の起毛塗装(これ何と言う名称なのか?)がされていて、それが経年劣化で溶け出してディスクに付着、読み取りエラーの原因となっていた。
 これに気付くまではディスクの不良だと思っていたが、気付いてからは非常な脱力感を感じたものだ。
 そこで仕方なくその起毛塗装を何とかすべく、トレイを出した状態で黒塗装を施した。
 それ以後読み取りエラーは無くなったが、メンテナンスと言う事で残りの部分の起毛塗装を除去した。

 左側が起毛塗装を除去した後、中央右側が除去前。
 除去には無水アルコールを使った。
 無水アルコールは電気部品のクリーニングには最適な溶液だ。
 基板もクリーニングできる。

 除去完了。
 一体メーカーはこの経年劣化をどう考えているのだろうか。
 予想していないのか。
 経年劣化でディスクが汚れるなんて予想もしていない?
 フィルムカメラのモルトも同じだ。
 あれも経年劣化で溶けて、煩わしい事になる。
 
 2つのレンズをクリーニングし、接続コネクターに接点復活剤を吹き掛けて、レンズレールとトレイ駆動部にシリコンオイルを塗布して終了。
 LX91があるとは言えまだまだ活躍してもらうぜ。

 ディスクドライブ蓋の裏側に鉛テープを貼り付け、無用な振動を抑え込む対策をした。
 ボンネットにも同じ振動対策を施した。

 デジタルメイン基板と、操作系をつなぐフラットケーブルを抜き差ししていたら、端角が折れてしまい接点が剥がれてしまった。
 ほんの数回抜き差ししただけだが、恐らく俺の手に渡る前にも何回か抜き差しされていたので劣化したのだろう。
 仕方が無いのでフラットケーブルを買うしかないな。
 スペックは以下の通り。
 長さ250mm。
 幅25mm。
 接点ピン数24p。
 ピンピッチ1.0mm。
 恐らく、0.8mmピッチかも知れない。
 イチカバチカで1.0ピッチを買ってみるか。

 フレキシブルケーブル、フラットケーブルとも言う。
 ピッチ1.0mmを買ったのだが見事に適中接続が確実になった。
 残った問題はトレイの動作。
 出て来ない時が多くなり試行錯誤したのだが、原因は解らずしまい。
 それでも組み直したら何故か出て来る様になって何とか使えそうだ。
 ドライブユニットを取り出したりしたのだが、原因不明。
 怪しい所のめぼしはあるのだが。

 ディスクトレイが出て来ないので、再びメンテナンス。
 前回はゴムベルトは交換しなかった。
 ヤフオクで買ったゴムリングセットの中から、小径の物を選び取り付けた。
 ベルトに辿り着くまで時間が掛かる。
 元のベルトより小径だがこれで行く。
 試運転したら大成功。
 8004も高級機の部類に入るが、内部は中級CDプレイアー程度だ。
 CDプレイアー筐体に映像回路が入った途端に、内部構成がチープになってしまうんだな。



ブルーレイディスクプレイアー

2024-12-02 09:50:57 | オーディオマニア
 2000年から生産され始めたブルーレイディスクプレイアーは、パソコン使用との共存共栄の為に、共通部品が多い様だ。
 その為に弊害が起きている。
 箱型ドライブユニットの寿命が短い。
 ブルーレイディスクが読み込めなくなる。
 メーカーに因ってはドライブユニットが専用設計ではなく、箱型ドライブユニットにしてしまう事もある。
 これでは修理出来ない、難しい。
 マランツ製のブルーレイプレイアーも所有しているが、これは専用設計のドライブユニットである。
 その為ブルーレイディスクを読み込めない事態に遭っていない。
 マランツ製のブルーレイプレイアーは今後重要になるだろう。
 ソニー製ブルーレイプレイアーの中身を未だ確認出来ていないが、近い内に5000ESを手に入れて確認したい。

 パイオニアはLX91の後年LX500とLX800の高級機をリリースしたが、それもドライブユニットは箱型ドライブユニットなのだろうか。
 だったらその性能は眼に見えている。
 必ずブルーレイディスクは読み込めなくなる。
 そんな機種に所有する価値はあるのだろうか。
 長年使えなければ買う意味が無い。

 映画を観る為のブルーレイディスクドライブユニットは、パソコンと共存共栄すべきではなかった。
 ブルーレイディスクプレイアーは今や風前の灯である。
 その為に中古のかつての高級機を買い修理する必要がある。
 ブルーレイディスクで映画を見続ける為に。