遂に手に入れた。
問題発生、13曲目に音飛びする事が判明。
念願のΛラムダSLC、DAC搭載のプレイアーだ。
GのDACは20ビットなのだが、2DACで18ビットDACチッププラス、2ビットDACと言う構成であった。
これでも充分高音質な音を奏でていたのだが、RGでは20ビットDACが1個のDACチップとなり、それを左右チャンネルプラス側マイナス側それぞれに採用した4DACにしてある。
これをバランス型DAC方式と言う。
この音が聴きたかったのだ。
3500ナンバー機はこれで絶版となるのだが、RGは未だに高値で取り引きされている。
その初期後期の両機を手に入れたのだ。
聴き比べが出来るのは幸せだ。
Gはかなり安く取り引きされている様だが、その価格に見合わない音質を聴かせてくれる。
試聴中。
流石20ビット4DACだ。
今まで聴けていなかった、出ていなかった音まで出ている感じがする。
相変わらず音は硬めの私好み。
この個体はピックアップが交換してあり、トレイベルトも交換済のメンテナンス個体。
しかし実用化する前に儀式としてボンネットを開け、基板とドライブユニットを確認。
レンズクリーナーを施し、トレイレールにオイルを塗布。
見える範囲のコネクター部に接点復活剤を吹く。
基板構成はGとは大きく変更され、デジタル出力部とアナログ出力部との二枚構成の様だ。
上にデジタル出力基板がある。
その下にアナログ出力基板があるのだろう。
恐らくDACはアナログ出力基板上にあると思われるので、ひと目見ようとデジタル出力基板を外したのだが、何とその下から隔壁底盤が出てきた。
これではアナログ出力基板が見えない。
仕方無く元に戻したが、アナログとデジタルを完全に隔離したと言う事だろう。
Gでは基板は三分割であった。
外観はまあまあだ。
シャンパンゴールドに傷は無く美しい。
気付いたのはアップサイドウッドである。
カタログでは単に直角に切った板材をサイドから挟み込む形で造られていたのだが、この個体のアップサイドウッドは、Gと全く同じ工法の物が付いていたのだ。
ひょっとしてこれはGからの流用かな?
元のアップサイドウッドが破損したので、Gの物を移植したのかな?
それとも前期後期で変化があるのか。
サイズ的には全く同じなので可能ではある。
あのアップサイドウッドのデザインも良かったので残念ではある。
しかし音は最高。
GとRG聴き比べて行きたい。
問題発生、13曲目に音飛びする事が判明。
リニアトラッキングなのに何故かな?