型番は無い、恐らくお手製のアイソレーション電源。
名付けるならトロイダルアイソレーション23X3ZS。
TA―23X3ZSにしておこう。
入力出力ケーブルは1.8sqの普通導体。
二極プラグとコンセントケーブル。
これだけだ。
通電する事を確認。
出力側のコンセントケーブルを除去して、筐体に埋め込み型コンセントを取り付けるつもりだ。
本当ならケーブルを三極にして2.0sqにしたかったのだが、トランスに使われている導体の太さを見たらこれでも充分かなと思ったのだ。
ブレーカーを付ける余裕は無し。
三極一系統コンセントと、ボディアース増設。
オーディオ人生初のアイソレーション電源。
楽しいぞ。
次は絶縁トランスを四個買って、アイソレーション電源自作する。
このパネルに埋め込みコンセントとパイロットランプを取り付ける。
パイロットランプはヒューズ後に配線し、点灯しなければヒューズが切れている事が判る様にする。
結局こんな感じになってしまった。
シャーシアースを新設したら、供給側へアースをつなげねばならなくなって、3Pケーブルに変更した。
以前買って置いた2.0sqのスタンダード純度の奴。
俺は電源関係は純度ではなく、容量だと思っているので、純度にはこだわらない。
これに新設の3Pコンセントと出力確認用LEDランプ。
完成した。
このアイソレーション電源はラックスマンのコントロールアンプ専用にする。
試聴中。
ハッキリとは効果は判らない。
これはコントロールアンプとパワーアンプのノイズ除去能力の高さから来るのだと思う。
しかし無音時の静けさは高まったと思う。
それと立体感。
高域の出が良くなった感じだ。
電柱から、屋内配線からコンセントへ。
ノイズがどんなものか測定したいけどね〜。
ノイズが減れば聴き疲れも減るから、飽きる事も無いと言う効果もある。
とにかく電柱から来てる電気には必ずノイズが含まれているのだ。
それが音を濁らせる。
アイソレーション電源不要論もある。
音をフィルタリングしてしまうと言う可能性があるからだ。
でもノイズフィルターユニットとは違う方法だから、情報量としては何も変わっていない筈である。
聴きやすくなった事は確かである。
プロケーブルのギタリスト電源ではどんな感じになるのか。
やはり電源スイッチ無いと面倒臭い。
そこで手持ちの小型スイッチを取り付けた。
穴は出力ケーブルが出ていた穴。
新たに開ける事もなく、拡げる事もなく取り付けられた。
付加ケーブルは同じく2.0sqのスタンダード導体。
これでイチイチコンセントを抜き差しする必要は無くなる。
これは調子が良い。
トランスだけの機器だから調子も何も無い、ラックスマンのC−06α専用だから効果は判別しにくい。
でも良い感じはする。
これが重要だ。
オーディオは心の趣味。
音楽は心の趣味なのだ。