吹き矢でご一緒した男性Mさんの87歳のお誕生日。


オアシスに活けたお花は好みではない。
小さなブーケ風を作って欲しいと希望した。
ここは本当に好み通りに作って下さる。
元気の出る色の黄色にした。
これで1200円也・・・・安い。
品物に添えるのはこれ位が丁度いい

吹き矢を始めた時初めに声を掛けて下さった。
雰囲気がとてもいい感じだった吹き矢。
老若男女、障害者も健康の為にと銘打っていた吹き矢。
耳が遠く酸素ボンベを抱えてやって来ていた男性にも
優しかった。
その吹き矢が変化しだした。
昇段昇級試験第一になりいつの間にか
年寄りには居づらい場所になっていった。
「健康の為に」が忘れ去られた。
支部会費を払っているにも関わらず試験の日は
受けない者の練習場はない。
「来ないでくれ」になる。
そんな支部に疑問を感じつつどうにも出来ない自分が居た。
Mさんが吹き矢をやめた理由は誰も知らないだろう。
今居る皆さんも高齢者ですよ

5年、10年すれば立派な後期高齢者。
その時Mさんの悲哀を感じて頂けますか

・・・・皆さんにはそんな事感じる欠片も持ち合わせて
おられないでしょうね

ボクシング、テコンドウ、レスリング・・・・
不祥事ばかり。
選手の事など欠片も思っていない。
「スポーツ」なんて「スポーツ精神」なんて
スカッとしたものと思っていたのは
間違いだったと気付かされました。
吹き矢とて同じ。
きれい事言ってんじゃ~~ないよ

ボールペン習字の練習前にMさんを訪ねた。
私は十数人の中からMさんを見つけられなかった。
最初にお会いしたMさんと比べ
本当に小さく見えた・・・・
「12月〇〇日帆〇〇で忘年会をします。
是非出席を」
とラインが来る。
私の退会理由を一番知ってる人からだ。
「馬鹿にしてるんじゃ~ないよ!どんな顔して言えるんだ?
私はそんなに大人ではありません
謝りの言葉もないのに、短刀でも持って行きましょうか」
・・・・
と心で
タンカを切ってみる

私を怒らせたら本当に怖いんだ・・・と
自分自身驚く。
申し訳ありません

長い間くすぶっていた膿を吐かせて頂きました。