当時長男と2人の母子家庭だったわたしは
仕事を終えて
家事を終えて
2人で風呂に入って
寝かしつけの本を読んで
やっと1人の時間。
ぼんやりとテレビをつけていたら
この世のものとは思えない
衝撃的な映像が中継され始めました。
最初はなんのことだか理解できなかった。
映画じゃないってわかって
気がついたら叫んでいたらしい。
長男が隣の部屋から起きてきて
「どうしたのー?」
とっさに思ったのは
「この歳の子に見せてはいけない」
ということで…
もう一度寝かしつけた後で
恐る恐るテレビを付けたら
地獄絵図で…
なのに空が妙に青く澄んでいた。
そのことをよく覚えている。
それからいろんなことが起きたけど
解決もしてないし
傷も癒えていないとのこと。
人が人に振るう刀の傷は
いつまでも残る。
(長男がお腹にいる時に
阪神・淡路大震災が起きたのだけど
その時のことはまた別に書きます)