2月17日に召集された滋賀県後期高齢者医療広域連合議会は、たった30分ほどの時間のうちに
全員一致で保険料値上げ案を可決しました。
当日の出席議員は、18人(長浜市長、安土町長は欠席)。
質疑は賛成質問が一人だけでほかに発言者はおらず、
予想したとおり反対する議員(市・町長)は皆無、結果上記のとおり全員賛成で値上げ案が承認されました。
連合長(目片大津市長)が事務局作成の文書を読み上げ、値上げ理由を説明しましたが、
傍聴していても納得のいくものではありませんでした。
以下に値上げ後の保険料の試算をしてみましたので参考にしていただきたいと思います。
人によっては値上げの額がそれほど大きくはないと思われる方もおられると思います。
しかし、もともと値上げをする必要が本当にあったのかという観点から考えるなら、
金額の多少の問題にすり替えさせてはならないと思います。
現に新聞報道の通り、全国的にも値上げをしないと決めたところも増えてきています。
値上げ後の保険料計算方法
①80万未満:均等割額は90%軽減
②153万未満:均等割額は85%軽減
③203万以下:均等割額は20%軽減、所得割額は50%軽減。203万超は均等割の軽減はなし。
④211万超:軽減なし
A均等割額+B所得割額【[年金額-(年金所得控除額120万+基礎控除33万)]×】所得割率
7.18%】