(写真提供はYさん)
500人近くの人たちで会場一杯となった滋賀・憲法のつどいは今年で9回目です。アトラクションの水口囃子も勇壮で元気の出るお囃子でした。
講演の米倉斉加年さんは病気をされ声が出しにくくなったと言われていましたが、さすが俳優さんです。しっかりと話されました。
戦争中 国民学校4年生の頃の話で疎開先のことや、母親が子供達に食べさせる為自分は少ししか食べずにいたので母乳が出なくなり下の弟が栄養失調で亡くなった話。福岡にも本土決戦があると言うので落下傘部隊を打つために包丁を先につけた竹やりを空に向かってうつ練習をした。結局本土決戦はなかったが沖縄が盾になってくれ、そして未だに沖縄の人たちに数々の犠牲がしいられていることに対し怒りを感ずる。
俳優になり北海道何千キロと車で回って芝居をしたが、芝居を始めてみる真剣なまなざしに圧倒され心で演じることの大切さを感じた。
終わりに憲法九条を心をこめて朗読された。
今年はいつもより多くの若い方たちの参加もありよかったです。