放射線測定器を購入しました。
iPhoneに接続して測定をする「ポケットガイガー」です。
送られてきた荷物を開けると電池ボックスにつながった小さな基板と接続ケーブルが入っていました。β線を遮蔽するためのシールドの作成とケースへの組み込みは自分で行わなければなりません。そうは言っても工作程度の作業なので難易度は低いです。半導体センサーを用いた装置はとても小さくフリスクのケースのなかにぴったりと収まります。
シールドの作成はアルミホイルを折りたたんで作る方法が推薦されていましたが手元に屋根板金用の銅板があったのでそれを用いました。
iPhone用のアプリケーションはiTunes AppStoreで手に入ります。(Lite版は無料です)
正確に測定するには20分掛かりますが途中経過も観察できるので状況は把握できます。
測定精度等については確かめる術が無いので何とも言えませんが試しに測定してみたところ政府発表のモニタリングポストの値(ここの信頼性についてはどうかという問題は残るが)とほぼ同じだったので一応の目安にはなるかと思います。
放射線量が可視化できると漠然とした不安はなくなります。現実を知っていれば色々と対処することも出来るでしょう。完璧とはいかないにしても少なくとも状態を良い方向に向かわせることは出来ると思います。知らないということは本当に恐ろしい。知らぬが仏では済まないこともあります。しかしホットスポットのように大きな値が出たときにどの様な対処をすべきかは難しい問題です。そうならないことを願いますが、、、
藤沢市では地表5cmで0.19μSv/h以上となった場合は除染した方が良いということで市役所のHPに除染マニュアルがありました。
ただ、根本的な処理方法では無く袋に入れて土中に埋めるという暫定的な処理です。核のゴミは行き先無し、処理方法無し、ということなのでしょう。公民館でガイガーカウンターの貸し出しも始まったので測定精度も含めて近いうちにチェックしてみようと思っています。