近くの4階建て小学校の屋上が津波時の避難施設として使用できるよう手摺が完成しそれを見学する機会があった。
屋根の面積はおよそ800平方メートル、1平方メートルあたり3人避難するとすると約2400人が避難できる計算になる。
児童数が約750人なので近隣の1650人が避難可能だ。
周辺の人口密度から計算すると半径300m程の範囲がそれにあたる。
キャパシティーの問題もさることながら屋上から見ると目の前に海、背後に川、それぞれに挟まれた砂地の上の立地にも不安を感じる。
近くに高台もないので津波の到達時間に余裕がない場合は一か八かここに避難するしかないのかもしれない。