唐突な題名ですが。。。
ポリープだからと言って、軽く見てはいけないのは、勿論、解ります。
主人の人生最後の時を過ごしたがん専門病院に入院していた頃の4人部屋にて、隣のベッドに大学生の若者が入院してきました。
主人の入院していた病棟は、泌尿器科と眼科の患者さんが入院していました。
主人は泌尿器科のがん。隣の大学生君は眼科の入院患者さんでした。
その大学生君は脳に良性ではあるが腫瘍が出来ていました。(他の臓器ならポリープという名称でしょうが、脳の場合は腫瘍という名前がつきます。)
良性であると言うことは薄っぺらな言葉で言ってしまえば、「がん」ではなく、脳以外の内臓ならなら、ポリープって言うよね。
でも、、良性であるけれど、右目の視神経を巻き込んでいて、更に大きくなることが予想され、そのままにしておくと、他の部分の神経を圧迫し、重大な障害が起こることが確定的とのことでした。入院時には右目は視力を全部、すでに失っていました。
がんでは無く良性だけれど、手術で、視神経ごと取りましょう。
大変な結果にもう、なってしまっていて、本当にご本人はもとより、ご家族も本当に心中を察するに余りある状況でした。
全部が解るなんて言えないけれど。。。
と長い前置きになりました。
私が退院した火曜日に隣家に、入院することをお伝えしていて、留守の内にご迷惑はかけなかったか?とお礼かたがた、挨拶には行きました。
奥さんは出掛けていて、ご主人がいらしたので、「奥様にも宜しくお伝え下さい。」と挨拶しました。
で、今朝、奥さんと道ですれ違いましたので、ご挨拶を致しました。(例の風間杜夫さんはがんなんだってね事件の奥様です。)
で、良かったわね、順調にすんでと言う話になり、おかげさまでと立ち話になりました。
でその奥様が「私もがんで、埼玉県立がんセンターに10年通ったのよ。」って言う話を切り出されました。
????と、言葉を探しあぐねている間に奥様の言葉は続きます。
「胸にしこりがあるのが自分で解ったので、近所の病院に何軒か通ったが、どうしても納得いかなくて、埼玉県立がんセンターに行ったのよ。で、そのしこりに針を刺す、生検を取ってもらい、何日か待って、結果を聞きに行ったら、良性の脂肪の塊のポリープだったの。で、よく説明を受けて、自分なりに納得したんだけど、年に1回10年続けてマンモグラフィーを撮影しに行っていて、主人にも随分、迷惑と心配をかけたのよ。がんって怖いわよね~。」って話でした。
個人差の感覚の差はあるけれど、マンモグラフィーは、そりゃ、苦痛を伴う検査ですよ。そりゃ、認めます。
でも、あなたは「がん」じゃないですよね!!!(怒)
それって、健康診断ですよね!!
どんなに小さいことで、他の人にとってはたいしたことでは無くても、自分が悩みだと思ったら、それは悩みでございましょう。それは認めます。
たかがポリープと一刀両断にするつもりもございません。
でもさ、あなた、、、「大腸がんの知り合いは、20年くらい前に大腸がんになったけど、元気よ。ピンピンしているわよ。大腸がんは、完治することが多いってそのひともいっていたわよ。なかにし礼さんだって、ガンになったけど、手術しないでも元気じゃない。だからあなたは、元気そうだから、大丈夫よ。」との話で、私は唖然としてしまい、「その大腸がんの方はステージいくつかご存じですか?」って聞いたら「1か2」とのこと。。
そりゃ、1か2だったら、大丈夫で全然、心配なんか無い。とも言うつもりも無いし、私は、ステージ3だから他の人より凄く心配で重大だなどと言うつもりもございません。
そこでも唖然としながら言葉を選んだ私から出た言葉は、、、
「なかにし礼さんが徹子の部屋にだいぶ前に出演していて、がんの闘病について話しているのを聞きましたが、手術こそしなくて済んだけど、副作用がひどく出る治療を数ヶ月しました。治るかどうかも解らず、ほんとに余命を家族に宣告されるほどがんの状態は悪かったし、死を覚悟したけれど、治療が功を奏して、がんがなくなって本当に良かったです。」との内容だったと記憶しています。そして、近々の情報では2度目のがんを患われたと言う事ですけど。。。と言うのが精一杯。。
勿論、私に対して「悲観的にならずに、頑張れ!」とか、励ましの言葉を優しい心で、賭けて下さっているんであろうとも思う。
だが、そんな優しさゆえに言葉をかけてくれる人に言葉を選べ!!と思っている私。。
自分も自分なりには、言葉は選ぶ人になりたいと思っています。
でも何気なく言ったことが人を傷つけているのだろうなとも思いますし。。
偉そうなことも言える立場にないことは、自戒もします。
でもね。。。
と、やっぱり愚痴をこぼす私。。。
心の中は怒りで一杯。。
主人の命日ではございますが、そんな1日を過ごしました。
ポリープだからと言って、軽く見てはいけないのは、勿論、解ります。
主人の人生最後の時を過ごしたがん専門病院に入院していた頃の4人部屋にて、隣のベッドに大学生の若者が入院してきました。
主人の入院していた病棟は、泌尿器科と眼科の患者さんが入院していました。
主人は泌尿器科のがん。隣の大学生君は眼科の入院患者さんでした。
その大学生君は脳に良性ではあるが腫瘍が出来ていました。(他の臓器ならポリープという名称でしょうが、脳の場合は腫瘍という名前がつきます。)
良性であると言うことは薄っぺらな言葉で言ってしまえば、「がん」ではなく、脳以外の内臓ならなら、ポリープって言うよね。
でも、、良性であるけれど、右目の視神経を巻き込んでいて、更に大きくなることが予想され、そのままにしておくと、他の部分の神経を圧迫し、重大な障害が起こることが確定的とのことでした。入院時には右目は視力を全部、すでに失っていました。
がんでは無く良性だけれど、手術で、視神経ごと取りましょう。
大変な結果にもう、なってしまっていて、本当にご本人はもとより、ご家族も本当に心中を察するに余りある状況でした。
全部が解るなんて言えないけれど。。。
と長い前置きになりました。
私が退院した火曜日に隣家に、入院することをお伝えしていて、留守の内にご迷惑はかけなかったか?とお礼かたがた、挨拶には行きました。
奥さんは出掛けていて、ご主人がいらしたので、「奥様にも宜しくお伝え下さい。」と挨拶しました。
で、今朝、奥さんと道ですれ違いましたので、ご挨拶を致しました。(例の風間杜夫さんはがんなんだってね事件の奥様です。)
で、良かったわね、順調にすんでと言う話になり、おかげさまでと立ち話になりました。
でその奥様が「私もがんで、埼玉県立がんセンターに10年通ったのよ。」って言う話を切り出されました。
????と、言葉を探しあぐねている間に奥様の言葉は続きます。
「胸にしこりがあるのが自分で解ったので、近所の病院に何軒か通ったが、どうしても納得いかなくて、埼玉県立がんセンターに行ったのよ。で、そのしこりに針を刺す、生検を取ってもらい、何日か待って、結果を聞きに行ったら、良性の脂肪の塊のポリープだったの。で、よく説明を受けて、自分なりに納得したんだけど、年に1回10年続けてマンモグラフィーを撮影しに行っていて、主人にも随分、迷惑と心配をかけたのよ。がんって怖いわよね~。」って話でした。
個人差の感覚の差はあるけれど、マンモグラフィーは、そりゃ、苦痛を伴う検査ですよ。そりゃ、認めます。
でも、あなたは「がん」じゃないですよね!!!(怒)
それって、健康診断ですよね!!
どんなに小さいことで、他の人にとってはたいしたことでは無くても、自分が悩みだと思ったら、それは悩みでございましょう。それは認めます。
たかがポリープと一刀両断にするつもりもございません。
でもさ、あなた、、、「大腸がんの知り合いは、20年くらい前に大腸がんになったけど、元気よ。ピンピンしているわよ。大腸がんは、完治することが多いってそのひともいっていたわよ。なかにし礼さんだって、ガンになったけど、手術しないでも元気じゃない。だからあなたは、元気そうだから、大丈夫よ。」との話で、私は唖然としてしまい、「その大腸がんの方はステージいくつかご存じですか?」って聞いたら「1か2」とのこと。。
そりゃ、1か2だったら、大丈夫で全然、心配なんか無い。とも言うつもりも無いし、私は、ステージ3だから他の人より凄く心配で重大だなどと言うつもりもございません。
そこでも唖然としながら言葉を選んだ私から出た言葉は、、、
「なかにし礼さんが徹子の部屋にだいぶ前に出演していて、がんの闘病について話しているのを聞きましたが、手術こそしなくて済んだけど、副作用がひどく出る治療を数ヶ月しました。治るかどうかも解らず、ほんとに余命を家族に宣告されるほどがんの状態は悪かったし、死を覚悟したけれど、治療が功を奏して、がんがなくなって本当に良かったです。」との内容だったと記憶しています。そして、近々の情報では2度目のがんを患われたと言う事ですけど。。。と言うのが精一杯。。
勿論、私に対して「悲観的にならずに、頑張れ!」とか、励ましの言葉を優しい心で、賭けて下さっているんであろうとも思う。
だが、そんな優しさゆえに言葉をかけてくれる人に言葉を選べ!!と思っている私。。
自分も自分なりには、言葉は選ぶ人になりたいと思っています。
でも何気なく言ったことが人を傷つけているのだろうなとも思いますし。。
偉そうなことも言える立場にないことは、自戒もします。
でもね。。。
と、やっぱり愚痴をこぼす私。。。
心の中は怒りで一杯。。
主人の命日ではございますが、そんな1日を過ごしました。