10月28日
永平寺のすぐそばにいる。
しかしあの時は、肝心の伽藍をこれぽっちも拝観していないのだ。
「行ってみようか。」 (私)
早朝というのに、既にたくさんの観光客が境内へ入っていく。
伽藍を囲む杉木立がいい。
朝日が木立の間から差し込む。
神々しさ・・・あ、いや、仏々しさすら感じられる。
小さな滝の先には、
寂光苑という場所がある。
ここは、道元禅師を偲ぶ像塔と、歴代住職の墓地が立ち並ぶ。
そろそろ、伽藍へ行ってみよう。
一般参拝客は山門ではなく、この通用門から拝観料500円を支払い入場する。
通用門をくぐると、右手に山門が見えてくる。
但し、外部からは立ち入り禁止である。
吉祥閣と言う鉄筋コンクリート造りの建物に入館、ここからは順路に従い進む。
傘松閣絵天井の間。
この天井絵は、昭和五年当時の、著名画家144名によるものらしい。
さらに順路を進むと、先程の山門内側に入る事ができる。
この山門が永平寺では一番古い建造物であり、重要文化財に指定されている。
山門向かいの中雀門を望む。
中雀門より山門方向。
これで手前の木々が色づいてくれていたら、言う事無しだったけどなあ。
仏殿(ぶつでん)
ここで、朝晩のお勤めがなされているとの事。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/e7/b8ab1173c79b857725f2474c5fcc19fc.jpg)
仏殿から中雀門を振り返る。
階段を上る。
僧堂(そうどう)
座禅の場。
単と呼ばれる席が約90人分あるのだとか。
この一角だけが、ほんのちょっと紅葉が見られた。
承陽殿(じょうようでん)
道元禅師を奉祀する御真廟。
法堂(はっとう)
住持が法を説く道場との事。
甍の波。
大庫院(だいくいん)の大すりこぎ棒。
大庫院とは来賓をもてなす区域で、食事を作る典座寮がある。
恐らく、その事を象徴したものか。
鐘楼
報恩塔
写経を納める塔らしい。
曹洞宗では、お手洗いの事を東司(とうす)と呼ぶのだそうだ。
永平寺に伝わる、国宝や重要文化財が多数展示されている。
無論撮影禁止である。
永平寺を後にした。
ここからは、一気に車を走らせて距離を稼ぎたい。
日本三景天橋立に、ちょっとだけ立ち寄った。
無論、股覗きをしてみた。
尚、私のその姿を家内が写した画像もあるが、頭頂部付近が気になるので、掲載は取りやめる。
この日の温泉は、よふど温泉 700円
宿泊は道の駅但馬のまほろば
高速道路PAを兼ねた道の駅だ。
一般道からの利用者は、施設裏手の駐車場に車を停め、そこから歩いてアクセスできる。
走行距離260km 累積走行距離1979km