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Tシャツとサンダルの候

1000円の訳



股関節のリハビリを定期的に受けている。

昼過ぎにはリハビリも終わり、近くで食事をしようと思った。


どこで食べようかなっと・・・


あ、そうだ。

あそこがあったよ。


庶民の味方東和ラーメンである。

ラーメン一杯390円と言う衝撃的な価格の店だったが、流石に赤字と気が付いたか、最近450円に値上がりしている。

ではあるが、それでも十分安く、尚且つ、正統的久留米ラーメンを提供する店だ。


「えーっと、ラーメン定食(ラーメン+餃子3ヶ+小飯 650円)にしようかな。」

「へーい。」



💡



「あ、じゃなくて、チャンポン(650円)と餃子(6ヶ 350円)にする。」





なんでわざわざ、注文を訂正したか。



この景色にほだされたからである。

どうだ、この換気扇回りは。

そんじょそこらの店では、中々こうはならない。

うっかり触ってしまったら、3日は落ちない様な油汚れである。

言っておくが、これは全部誉め言葉である。

大好き、こんな景色。

目眩がしそうである。

大衆食堂フリークの私にとって、観覧料だけで、1000円の価値は十分あるのだ。



「先に餃子です。」


チャンポンまだかなー。


「チャンポンでーす。」


よしきた。

そんじゃ、ソースをちょいと回しかけて、



頂きまーーーす。


ズズズズーーー



うわっち!!


親父、煮過ぎ!!

口の皮、一瞬でベロベロじゃないか。





でも、うまっ。

コメント一覧

minou_yamatai
こちらこそ宜しく!
こういう店がめっきり少なくなってしまいました。
重要文化財に指定して貰いたいぐらいです。
yamabousi
今年もよんろしく。
この餃子の焦げ焦げ部分は何とも
年季が乗っていてたまらん!!です。
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