「当分の間は毎日、包帯とガーゼを付け替えに来てください。」(院長)
自転車で派手に転倒し、8針縫ってから4日が過ぎた。
切り傷の他に、広範囲に擦過傷を負っており、
「むしろこっちの方が、厄介ですよ。」(院長)
院長の言う通り、5日経った今でも、擦り傷からは汁が出続け、何重にも巻いた包帯を浸透し、黄色く染めている。
傷口を保護してくれるこの有難いお汁だが、ガーゼを傷口にくっつけてしまう接着剤にもなってしまう。
何が言いたいのか、先刻承知の事と思うが、
毎日のこのガーゼの付け替えが、
・・・痛いんだわ。
付け替えの際は、傷口にくっついたガーゼを、生理食塩水で湿らせながら剥いで行く。
ハッキリ言おう。
焼け石に水、ガーゼに生理食塩水である。
「イテテテテ!」
「ハハハ。痛かですけど、我慢してくださいね。傷口が乾いてきたら、方法ば変えますから。」
「今、変えてくれんですか!」
とも言えず、
「ハヒャイ(泣)」
か細く返事するしかない。
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クソッタレ
とっとと乾きやがれ、傷口野郎!
である。