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Tシャツとサンダルの候

一路西へ

11月1日


月が変わったこの日、神戸で朝を迎えた。


遠い日の神戸の記憶。

遙か50年前に遡る。

詰め襟の江島少年は修学旅行のバスに乗り、神戸六甲山に立ち寄った。

その時の記憶は、ただただ霧に覆われた真っ白な世界のみ。

神戸の街並みを見下ろすどころか、10m先も見えなかった。

今こそ、50年前のリベンジを果たしたい。


「六甲山に行くぞ。」




六甲山展覧台

は、時間が早すぎて登れず、その駐車場から神戸の街並みを見下ろす事に。

果たして、街並みは見えるかどうか・・・



ほーら。

ちゃんと見えるじゃないか。



これで、50年目のリベンジ完了だ。


この後私達は、ひたすら西を目指す。

途中赤穂の標識を見かける。


「赤穂城も行ったことないな。ちょいと寄り道するか。」



大石神社

明治の創建。

参道に四十七士の像が建ち並ぶ。



片岡源吾右衛門宅址

映画や芝居の登場人物が、ここではリアルな歴史上の人物に変わる。



大石良雄(内蔵助)宅址







大石内蔵助お手植えの松。

括弧書きで(三代目)とある。

意味不明だが、何しろそうらしい。












本丸御殿跡




部屋割りの位置が正確に再現されている。




日本の名勝に指定された本丸庭園。




天守台。

ただし天守閣自体は、築かれないままだったようだ。






天守台から。















城下町を少し歩こう。



息継ぎの井戸

藩主刃傷事件の第一報を知らせるため、江戸から早駕籠に乗って来た早水藤左衛門、萱野三平両名が、内蔵助に接見する前、息を整えるため水を飲んだ井戸・・・云々



お昼ご飯も城下町で。



「牛レアカツでーす。」

「ほほう。」



「こちらに乗せて頂き、お好みの焼き加減でお召し上がり下さい。」

「そうします。」


大変美味しゅうございました。


宿泊は道の駅豊平どんぐり村。

お風呂は併設の龍頭の湯 600円

受付には、タメ婆さんなどいなかった事は明記しておく。

走行距離344km 累積走行距離2957km
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