野鳥の投稿ばかり続く。
まことに恐縮である。
「飽き飽きだ!」と言う声も聞こえてきそうだが、下手な写真を今回も並べていきたい。
やって来たのは南阿蘇ビジターセンター。
SNSで、『ヒレンジャク飛来』のニュースを見たからだ。
先ずはセンターで情報収集。
「一昨日は来てましたが、昨日は来てないようですよ。」(センター職員)
ふむ、なるほど。
とにもかくにも、歩かなければ始まらない。
二人アホ面して、上ばかり見て歩く。
「あ、アトリ!」
「ムム」
「あそこにエナガがいる。」
「ムムム」
「今飛んだのイカルやない?」
「ムムムム」
野鳥はそこそこいる。
ところが未熟な私は、カメラを向けてから、ピントを合わせるまで、やたらと長い。
やっとこさピントを合わせ、「さあ!」と言う瞬間、
ヤツらはプイッと飛んで行ってしまう。
きっとあいつら、私が一番ショックなタイミングまで待って、アッカンベーして飛んでってるに違いない。
そんな被害妄想の中、撮れたのはたったの四枚。
キセキレイ
ツグミ
ヒヨドリ
そして、ジョウビタキの後ろ姿だけ。
まったく以てトホホである。
中々撮らせてくれないし、肝心のヒレンジャクはいないし、
野草園に戻り、ベンチに腰掛け、昼飯にする事に。
「あーあ、今日はさっぱりやな。モグモグ」
ふてくされてパンにかぶりつく私。
その時、
幾つかの群れが、少し離れた木々に飛び交いだした。
「おほ、パン食ってる場合じゃなかぞ。」
少し遠いがシジュウカラ。
これも遠いけどエナガ。
そのうち、目の前の木にもやって来た。
「ゴジュウカラ様、いらっしゃいましたー!」
「コゲラもいっぱいおるじぇ。」
「急に動き出したね。」
待てば海路の日和ありってやつか?
・・・全然待ってないけど。
そして、
「ほら、アオゲラ様よ。」
「ほんとだ!」
初めて撮れたぜ。
ワーイ ヽ(`▽´)/
ヒレンジャクには会えなかったが、これで良しとしよう。
「腕が棒になった。この辺で止めよっと。豆腐でも買って帰るぞ。」
上機嫌で車に戻る私達。
すると・・・
遙か彼方を旋回する猛禽がいた。
ダメ元でシャッターを切るも、小さすぎてカメラのモニターでは、どうにも判別がつかない。
自宅に戻りパソコンで拡大してみた。
オオタカ?ハイタカ?
どっちにせよ、不鮮明とは言え、初めてカメラに収められた。
もう一度言う。
ワーイ ヽ(`▽´)/