つい先だってのGW。
帰省していた長女が、何故か突然、
「オリンピックに絶対申込む。抽選に当選したら、皆を招待するけん!」
と宣言した。
そりゃ、お前。
とても嬉しいけど、その気持ちだけで十分だ。
ベラボウに高いらしいじゃないか。
それに、どうせ当選するまいよ。
「いや、断固申込む!!」
「ハイハイ、当選したら赤飯でも炊いて祝わなきゃ。」
その後時間が経つにつれ、この件に関しては、すっかり忘れていた私。
数日前のLINE家族通信に、
『オリンピック申し込みを忘れた!』の書き込みが。
・・・やっぱ、本気だったんだ。
『よかよか、気にするな』と返信するも、
『観たい、柔道とか!』だと。
そこ?柔道?
まあ、父は柔道をやってたから関心はあるけど、意外とお前、柔道好きだったんだ。
長女の行動力は凄まじく、5時間後には、
チケット予約を済ませたらしい。
これには、小心者の家内などは、堪らず『ギョエー』と悲鳴を上げる始末。
次女が恐る恐る『予選?』と、探りをいれるも、
大声で『決勝!』と、鼻息も荒く叫ぶのだ。
い、一旦落ち着け。
一生ものと、事も無げにお前が言ってるのは、20万円のチケットなんだぞ。
何しろヤツと言ったら、何かにつけ豪快過ぎるのだ。
家内はお辞儀などをしているが。
これって、もしも、、、
もしもだ。
もしも抽選に当たったとしたら、親としてどうすべきだろう。
そう言えば、今年アイツは社宅を出て、アパートに引っ越ししている。
まだ渡していない引っ越し祝いを名目に、お包みするとか・・・
さてさて、我が家の東京オリムピック噺。
どうなります事やら。