Tシャツとサンダルの候

長部田海床路から天草を行く。海の道と世界文化遺産と切支丹墓地

この景色に見覚えはないだろうか?

このアングルに夕暮れ時の逆光と、右側いっぱいに焼酎のボトルを重ね合わせれば、お分かり頂けると思う。

 

 

 

『一生に何回後悔できるだろう。』

 

の、

大分麦焼酎二階堂のCMの風景を訪ねてみた。

干潮時にだけ出現する海の道。

宇土の長部田海床路だ。

 

訪ねた時は満潮で、海の中に突き出た電柱だけが、その痕跡を伝えていた。

背後に雲仙普賢岳の稜線が見える。

海中に沈む道路が、遙か沖まで続く。

 

地元の漁師だろう。

投げ網を放っていた。

 

何が採れているのだろう。

 

沖まで1.5km程、この道は続いているのだそうだ。

 

次回は夕暮れ時か、この電柱に灯りが灯る時刻に訪ねてみようと思った。

 

波打ち際で、ハゼの仲間と思われる魚を見つめるオバサンと犬。

 

 

 

 

 

天草へ向かう。

三角西港の海鳥。

 

世界文化遺産、

明治日本の産業革命遺産に連なる港である。

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の「夏の日の夢」の舞台となった浦島屋。

読んだことはないけどそうらしい。

 

重要文化財 石積み埠頭と旧三角海運倉庫。

現在はレストランとなっている。

 

通路側。

 

旧高田回船問屋

 

回船問屋入口から港を望む。

 

浮桟橋を撮るのを忘れた。

これも次回への宿題である。

 

 

 

 

天草五橋、一番目の橋を渡り天草へ。

 

天草四郎メモリアルホールとあった。

もこを車に残せないため、資料館に立ち寄るのをやめた。

その上に天草四郎の墓とあったので登ってみた。

この場所に天草四郎の遺骨があるとは思えぬ。

鎮魂碑ということか。

 

それより興味があったのはこの墓。

隠れキリシタンの墓なのであるが、本来石で蓋をされているはずの場所に十字架が刻んである。

 

拡大してみる。

天草、島原の乱後、ここ大矢野にはキリシタンはいないとされていたが、鑑定の結果その説は覆されたのだと言う。

 

 

キリシタン信徒達の信仰心の強さに改めて驚かされる。

天草五橋の何番目か。

 

助手席の家内に、

 

「今たい!シャッター押さんか!!」

 

と、何度も言った中での、かろうじて使える一枚だ。

 

 

 

 

この後、いよいよ天草市に渡る。 

 

二階堂焼酎はちゃんと美味い!

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