この冬一番の寒波が訪れた昨日。
そんな日でも、私の呟きは変わらない。
「あー、暇。どっか行くぞ。」
「こんな天気に?どこにね。」
ここだ。
前回見つけたポイントだ。
オシドリ達は、お約束のようにそこにいた。
今回も車の中から撮影。
これなら、寒波も何も関係なしだ。
一羽だけ違う羽色の鳥がいる。
「あれは何?」
「うーん。」
何しろ遠い。
私のレンズは勿論、家内の望遠鏡でも、どうにも判然としない。
家に帰ってから、パソコンでピンボケ画像を拡大するも、
「分からん。」
カワアイサって事にしとこう。
場所を移動。
目的の鳥を探すには、車から降りて歩くしかない。
折悪しく風も強くなり、寒いのなんの。
ツグミも凍えている。
カワセミ
更に雪まで降り出した。
「もういかん。とっとと帰ろ。」
帰りの車中、
「タゲリがいる!」
「え、ホントか。」
ここでも私達はついていた。
タゲリがいる田んぼの真ん前に、丁度頃合いの空き地があったのだ。
オシドリの場合と同じく、臆病な彼らを驚かす事なく、車の中から観察できる。
この幸運に、私達は感謝せねばなるまい。
独特のヘアスタイル。
何ともチャーミングだ。
それにつけてもこの天気。
羽のメタリックグリーンの輝きが、ハッキリしないのが残念である。
天気の良い日に、また会いたいものだ。