Tシャツとサンダルの候

年金の請求手続きに赴く。

年金の請求手続きに行ってきた。

 

5分で書類の束を放り投げた私に代わって家内がチェックしたところによると、

住民票や戸籍抄本、家内の所得証明など、必要書類を添付しなければいけないらしい。

昨日は、市民センターに行って、これを取得。

合わせて、銀行の口座の証明も貰いに行く。

こちらは、通帳のコピー添付でもいいらしいが、

「〇〇銀行の窓口に行って証明ば貰うと、3000円のクォーカードが貰えるぞ。窓口に行け。」(家内)

との命令を履行するためだ。

 

そして本日、準備万端、年金機構に行ってきた。

 

入口入ってすぐのところに、関所の番人宜しくオジサンが、立ちはだかる。

「これに、まずは記入して、そこで待つように。」

 

お、おう。

 

一番上の掲示が私の待ち時間を示すものである。

渡された札は15番。

どうやら、1時間待ちらしい。

 

何しろ、名にし負う年金機構である。

このぐらいのことは覚悟の上ではある。

 

何々、予約って言う手があったのか!

まあ、暇人だし、全然関係ないけどね。

 

そうこうするうちに、

「15番でお待ちの方・・・」

30代ぐらいの女性が座るカウンターへと案内された。

「おう、ねえちゃん。一体全体いくら貰えるんでぃ?とっとと、計算してくんな。」(私)

 

私が江戸っ子になっているが、気にせずに読んでもらいたい。

ちょいとした粉飾である。

 

「そうですね。お客様の場合・・・」(担当)

「そうかい。上等よ。すぐ手続きしてくんねえ。」

「その前に、繰り上げ請求はなさいますか?あと配偶者加給がありまして・・・」

 

???

 

「解んないですよね。(笑)」

 

な、なんだ、その勝ち誇った顔は。

べらぼうめ。まるっきりわかんねえってことよ。

その繰り上げ請求とやらを話してくんな。

 

ややこしい説明を、神妙に聞く。

要は62歳になった今、老齢基礎年金を繰り上げ請求すると・・・

止めた。

話が長くなる。

いずれにせよ、前回も書いていた通り、いくら減額されようとも、62歳の支給開始年齢と同時に受け取る気持ちに変わりはない。

 

「はい、お待ちどう様でした。これで手続きは済みました。早ければ12月、遅くても1月には支給開始となります。」

 

「おう、ありがとよ。ねえちゃんも達者で暮らせよ。」

 

 

 

『たったこんだけかよ!』

 

てな金額だが、これで目出度く、年金生活者なれるようだ。

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