九州地方は、来月早々にも梅雨入りの気配である。
であるなら、
「今日はカラッと晴れとる。今のうちに行っとくぞ。」
晴れてるうちに行っておきたい所とは、阿蘇波野のスズラン自生地である。
リタイヤ以来、毎年通い続けている。
時期的には最終期。
もしかしたらと心配したが、
スズラン見っけ。
数こそ少なかったが、何とか今年も、草間で揺れる純白の鈴を見る事が出来た。
スズランの咲く場所から離れ、丘の頂上付近にいると、若いカップルが登ってきた。
「映え~ば撮るっちゃん♫」(女の子)
「バッテン、全然なかね。」(野郎)
「あの辺りば探してごらん。結構咲いとったよ。」(私)
「マジッスか!あざーす。」(二人)
私が指さした場所に、ルンルンで降りて行った二人。
だが残念な事に、咲いてる場所を素通りしている。
(あ~あ、草の下を探さなきゃ)
とヤキモキしつつ、そのうち私は反対側の斜面へ。
彼らが『映え~💖』が撮れたかどうかは知らない。
ヒメジョオン
シライトソウ
イブキトラノオ
オカオグルマ
えごの木は花盛りである。
カノコソウ
北方には九重連山の雄姿が。
もうすぐ、そっちにも行くからな。
待ってろよ、ミヤマキリシマ!
波野を離れ、
定番のここに移動。
ビジターセンターにちょっと立ち寄り、裏手の阿蘇野草園へ。
ハナイカダ
葉の真ん中に、今は小さな実がなっている。
ハナシノブは咲き始めといったところ。
これから暫くは、爽やかな青で、我々を楽しませてくれるだろう。
この後は、南阿蘇の楽しみ、
肉だ!