大復活を遂げたくじゅうのミヤマキリシマ。
今週がラストチャンスだろう。
登山口は牧ノ戸。
現在私は、股関節に若干の不安を抱えている。
場合によってはどのピークも目指さず、御池辺りまで歩いて、そのまま戻っても良いと考えている。
あとはその時の状況次第だ。
とにかくスタートするとしよう。
先ずはニシキウツギや、
ドウダンツツジがお出迎えだ。
そしてミヤマキリシマである。
陽光に透けるピンクの花弁
ありきたりなホオジロも、ピンクを背景にすると絵になる。
扇ヶ鼻か。
桃色に染まってるじゃん。
・・・どうしようかな。
えーい、登っちゃえ。
股関節君、ごめんよ。
コケモモみっけ！
ミヤマキリシマと共にこのコケモモも、今回の主題の一つなのだ。
斜面を彩るミヤマキリシマの大群落。
「花付きが悪い」は、言いっこなしだ。
ウンウンと頷きながら鑑賞しよう。
到着。
今のところ、股関節君は怒っていないようだ。
扇が鼻を下山
星生崎と久住山を正面に見て、西千里ヶ浜を通過。
久住別れ避難小屋通過
うはー、三俣山が凄い事になっとるぜ。
今年は良いとは聞いていたが、こりゃまた全山がピンクになってるよ。
今頃あの山のあちこちで、歓声が上がっているんだろうな。
こちらはと言えば、
空池の斜面が中々良い。
御池到着
この先にはコケモモが多いし、折角だから遭難慰霊碑経由で周回するか。
先ほどの空池
ミヤマキリシマのすぐそばに生えているのに、誰も見てくれないコケモモ。
九重山のコケモモ群落は、国指定の天然記念物なのに。
マイズルソウ
僅かに残っていた。
星生山のダイナミックな稜線が正面に迫る。
あともう一つ。
ここから見ると、御池が逆ハートに見えるのね。
中岳
『今日は股関節に負荷をかけない！」
そんな誓いもどこへやら。
登るか。
はい、到着
先週登った平治岳。
山頂付近はまだまだ桃色だ。
そして、
えーい、天狗ヶ城も登ってしまえ。
ピンクの三俣をバックに。
ミヤマキリシマを楽しみながら天狗を降りる。
さてと。
時刻はお昼少し前か。
避難小屋まで行って飯にしよう。
な、なんじゃこりゃ。
パンパンに膨らんだカップ麺に戦慄が走る。
恐る恐る蓋をめくり・・・・
パン！
派手な音で、周囲を驚かせてしまった。
ただし、天麩羅や麺に被害はなく、無事に食べられた事は報告しておく。
食事が済んだら下山である。
星生山
ここにも数人の人影が見える。
ウグイス
着いたぜ！
股関節君は若干御冠のようだが、
何はともあれ、牧ノ戸名物の、
「ミルクソフト頂戴！」
