年金機構からずいぶん前に、年金の請求書が届いている。
以前から私は、年金の受給開始年齢の62歳になったら、すぐに受け取るつもりでいた。
65歳前の受け取りだと『何歳になれば受給総額が逆転する』とかはよく聞くが、んなもん、聞く耳は持たぬ。
この先、自分の身に何があるかわからないし、そもそも、年金制度なんて当てにならない物の代名詞ではないか。
舌の根の乾かぬ内に、また変わるかもしれぬ。
とっとと貰うに、如くはない。
そうは決めてはいるが、生来の怠惰な性質だ。
書類の束を読むのが面倒くさく、ずっとほったらかしにしていた。
さすがに誕生日も近づいてきたので、封を開けてみた。
なになに、
・・・・・
えーっと
・・・・・
ポリポリ
・・・・・
5分経過。
止めた。
めんどくさい。
年金やら、金輪際要らん。
辞退する。
「あ゛ーーもう!!私がするけん、貸してんね!」(家内)