日曜の昨日はいろいろ忙しい一日であった。
午前中は、知人夫婦と私らとで高良山を一緒に登った。
後谷コースから登り、月見山、菖蒲池を巡り、高良山山頂へ。
「へー、初めてこっちから登った。よかですね。」
そうじゃろ。なかなかやろ。
山頂を降り、毘沙門城跡から漱石句碑。
杉城から鳳山そして高良大社で参拝。
「うちは受験があるから、念入りにお参りしとこ。」(奥さん)
おお!本当やん。お賽銭をはずまなくちゃね。
高良茶屋で休憩の後、北面コースで引き返す。
その間、
「南北朝時代、ここで懐良親王は征西府を置き・・・」
「漱石は菅虎雄という恩人に会いに、ちょくちょく久留米に・・・」
「神籠石は基肄城や大野城とは年代も目的も違い・・・」
ずっと、私の要らぬ解説付きである。
さぞかし迷惑な話だったとは思うが、私は喋りたくて仕方ないのだ。
案内料と思って、辛抱して貰おう。
北面コース、
ブヒブヒブヒーーー
と、
姿は下からでは見えないが、斜面の上の方から、動物の鳴き声が聞こえてくるポイントに差し掛かる。
ね、あれってイノシシだよね。
「えー、そうかなあ?」
てな感じで、楽しくワイワイと歩いて行く。
その後、奥ノ院から竹の子コースを歩き、ちょうどお昼頃下山した。
さて、午後からは大急ぎで福岡に向かわねばならぬ。
下の娘の部屋探しである。
娘はこのたび福岡で就職が決まった。
引っ越しシーズンと言う事もあり、いい部屋からどんどんなくなっているらしい。
急いだ方がよさそうだ。
と、この日に訪問予定にしていたら、
「お腹が痛くて・・・動けん。」(娘)
このバカタレが!
仕方ないので、私らが代理で不動産屋に行き、実地検分である。
俺らが見たってなあ。
まあ、しゃーないか。
5か所ほどの候補の中から、明らかに諸条件が優れていると思われる2つに絞った。
「仮押さえして貰っていいやろか?2~3日中に必ず娘を連れて来るから!」
「そうですか。本当は一つだけにしてもらいたいんですが、仕方ないですね。」
ごめん!
今日はその娘の卒業式である。
ヤツは復活したのであろうか?