昨日は娘の卒業式であった。
着付けは福岡に予約しているらしい。
「送って。」
要するに、父親である私にアッシーになってくれとの事。
家内もついてくると言うので、結局、もこまで含めて総出のドライブとなった。
卒業式そのものは、証書の授与など無論なく、お定まりの挨拶を延々と聴かされるだけのセレモニーだ。
出席する気はない。
娘を送ったら、とっとと帰る。
ただ、そのまま帰るのもなんだろうと、志賀島に行った。
志賀海神社。
私にとって、高良大社や風浪宮、宮地嶽神宮などとともに、ここ志賀海神社は最も価値がある神社なのだ。
なにより、これらの神域には歴史的リアリティがある。
ドン引きされることを承知の上で続ける。
祭神は、住吉三神とともに航海の神である綿津見三神である。
神功皇后を支えた安曇族が祀る神だ。
神功皇后フリークの私にとっては、どうしても外せない神域なのだ。
見事な槇の木。
ここから神功皇后は朝鮮征伐に船出した。
神代の伝説などではない。
一々証明するのは面倒くさいから省くが、この事は史実である。
遠く玄界灘を望み、遙かな古代に思いを馳せるも、昼時になれば、当たり前に腹は減る。
車に乗り込み店を探す。
ここ、いいんじゃないか。
入るか。
生簀には見事な魚が泳いでいる。
「いらっしゃいませー。」
座敷からは玄界灘のロケーションが望める。
刺身定食の上を奮発。
宝石と見紛うばかりの、天然のヒラメにブリやマグロ、車エビ、黒アワビ、ウニ、アオリイカが綺羅星のごとく並ぶ。
車エビ様などはまだ生きていらっしゃるのだ。
申し訳ございません。
(一人一)
有難く、
いっただきまーーす。
ブハハハ!!
笑うしかないほど、
旨すぎるぜ!!
家内は栄螺の釜めし定食を注文。
ゴクリ
少し食わせろ。
磯の香りがぷんと鼻に抜ける。
これも
激ウマ!!
帰りには物産館で干物や塩辛、ワカメなどを買って帰る。
無論、
どれもこれも、激ウマだったことを報告しておく。