1月の血液検査の折、肝機能(GPT)の著しい悪化が見られた、我が家のもこ。
ある事を試してみて、再度3週間後に検査する事になっていた。
その検査結果がこれだ。
「GPTは劇的に良くなっていますね。やっぱりあれがもこちゃんには合わなかったんでしょうか。」(獣医師)
もこに合わなかったかもしれないという『あれ』とは・・・
順を追って書く。
脂質異常はシュナウザーには多く、もこも中性脂肪の数値が非常に高い。
危険水域に達していると言っていい。
そこで昨年の12月から、中性脂肪薬も合わせて服用させていた。
そして、一か月後の前回の結果が、冒頭の肝機能の著しい悪化だ。
検査データーを見ながら、
「中性脂肪薬が、肝機能を悪化させたという症例はありますか?」
「無い筈ですが・・・でも、体質が合わなかったのかもしれません。服用を中止しましょう。」
服用を中止した3週間後、上記の劇的な改善となったのだ。
この中性脂肪薬の服用を止めた事以外、食事を含めて変化がない以上、肝機能悪化の原因だった可能性は高い。
とは言え、脂質異常の改善も、喫緊の課題であるのは間違いない。
何らかの対策は必須なのだ。
「これを使ってみましょうか。改善したとの報告もあるようですよ。」
「ペット用サプリですと?」
これなら、あまり副作用はないだろうとの事。
来月の検査で、他に異常が無ければ、続ける価値はありそうだ。
加えて、ご褒美のオヤツもこれに替える事にする。
その名もメタボリックビスケット。
私達は、もこが赤ん坊の頃から、ペットシートに上手に排泄する度、拍手をしては、御褒美にオヤツ(主に鶏のささ身)を与えていた。
もこの認識では『排泄=褒められるべき良い行い』になってしまった。
お恥ずかしい限りだが、12歳なった今でも、もこの『良い事したからオヤツ頂戴』を、拒めないでいる。
試しにビスケットを少し与えてみた。
顔色からすると、ささ身程は美味しくなさそうだが、我慢してもらう他あるまい。
そんなこんなで、当面の危機は脱したもこである。