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Tシャツとサンダルの候

一番水から立中山へ


日曜の朝8時、

久住の一番水登山口に立っている。



雲一つ無い日本晴れだ。


くじゅう登山は、不揃いな靴事件により、登るのを諦めて以来だ。

但し、どこまで登るのかは、股関節のご機嫌による。


それでは出発だ。



いきなりマムシグサの大群落だ。

こうもこちらに鎌首をもたげられると、少々薄気味悪い。



朽網分れ山桜の森。




時期を逸しているのは計算済みだが、それでもまだ、いくつかの木々は、散り残りの桜花を楽しませてくれた。










陽光に透き通る銅葉。




朽網別れを過ぎると、本格的な登りが始まる。

つづら折れをひたすら登って行く。



ハルトラノオ




ワチガイソウ




つづら折れが終わり、岩場の直登を登り切ると、




鍋割り峠に到着だ。

ふーー、しんど。



ショウジョウバカマ




鍋割り峠から佐渡窪へ。

去年まで土砂に埋もれていた木道が、ちゃんと嵩上げされていた。



佐渡窪を渡り終えたら、鉾立峠への登り返しが始まる。




イエーイ、到着したぜ。

さてと、

これからどうしよう。

久しぶりに白口岳に登りたいところだが・・・


ここで腕を組んで考えた。

うーん。


ここからの白口岳は鬼のような急登だしなあ。

若干、股関節様が怒り出しそうな気配もするし。


えーい!



立中山でいいじゃないか。

すぐ妥協するのが、私の良いところである。



ミヤマキリシマの灌木の間を、すり抜けるように登って行く。




はい、到着。

背後には、どっしりとした山容を誇る大船山。



眼下の坊がつるは、野焼きの跡がまだ残ってはいるが、ぼちぼち新芽が出ているに違いない。




では降りようか。




登山口近くまで降りてきた。




キスミレ




野焼きされた後の黒焦げの草原を、エヒメアヤメの鮮やかな紫が彩る。


















立中山で折り返したお陰で、昼前に駐車場到着である。

飯もまだ食ってない。

仕方ない。

カーゴルームに腰掛けて昼飯である。



この日のカップ麺は博多水炊き風。

蓋裏メッセージは、


『美味しいどん!』 by 生田絵梨花


うん、

知ってるどん!


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