毎日、毎日・・・
暑い!
あー、暑い。
暑いったら、暑い。
暑い、暑い、暑い~
喚くな!
余計暑くなるじゃないか!
という、苦情が入る前に、そろそろやめておく。
でも、やっぱ暑いー。
そうだ。
こういう時は標高が高い所へ行こう。
てなことで、毎度毎度のくじゅう花公園である。
なんてったって、標高800mの高原だ。
少なくとも、下界より涼しいに決まってる。
年間パスも買ってるし、こんな時に行かないと損だもんね。
まずはイングリッシュガーデンの小径を行く。
猫のしっぽみたい。
釣鐘みたいな可憐な花。
これも名前は知らぬ。
と言うか、名前は書いてあったんだけどね。
見ていないと言うべきだろう。
桔梗
だそうだ。
?
?
そういえば、涼しいはずの高原の筈だが、すでに汗がしたたり落ちてきている気がするが、気のせいだろうか?
いや、きっと気のせいだ。
先に進もう。
これは知っている。
毎年この季節、ここで見ている光景である。
さすがに、覚えた。
ケイトウ
鶏頭と書くらしい。
フー
どうやら、気のせいではなく、本当に暑いようだ。
休憩しようぜ。
やっぱこれだね。
と、頼んではみたものの、私はかき氷を食べるのが、昔からからっきし下手クソである。
案の定、3分の1ほどは、トレイの露と消えてしまった。
中でも、直径4cmほどの塊が落下した時など、10秒程息が出来なかったぐらい・・・
よそう。
カサブランカの香りがここまで漂ってきている。
ぼちぼちあっちに行くか。
強烈な芳香を放つカサブランカ。
それはそうと、もこがすっかりグロッキーである。
なんども休憩して、水を飲ませてはいたが、人間でもどうにかなりそうな暑さだ。
地面に近いもこは、余計に堪えたのだろう。
熱中症とまではいかぬが、無理はさせられない。
日陰を探す。
日陰に入って、もこの背中に水をぶっかけたら、少し元気が出てきた。
普段なら、水をかけられたりしたら、飛び上がって嫌がるもこが、気持ちよさそうにしているくらいだ。
よっぽど暑かったらしい。
車に戻ったほうがよさそうだ。
ビチョビチョになったもこ抱っこして、車に帰ったのであった。
ん?
何しにここに来たんだっけ。
暑さを逃れようと、ここに来たんじゃなかったっけ。