西日本湯旅

西日本限定ですが、バイクや車で結構まめに温泉巡ってます。

島根県の温泉・出雲湯村温泉

2008年04月09日 | 島根県の温泉
出雲湯村温泉・湯乃上館

島根県二湯目は小生の大のお気に入り、
八岐のおろち(ヤマタノオロチ)伝説で有名な斐伊川の中流、
奥出雲の山々に囲まれた漆仁の里に沸く出雲湯村温泉です。

「夢千代日記」の舞台になった兵庫県の
湯村温泉とは趣が異なる鄙び系温泉です。

[川べりに建つ浴舎]

国道314号に立つ看板から右折し、奥に見える橋を渡ってすぐ。
2年前の春以来の再訪で、道は忘れてませんでした。

出雲湯村温泉には国民宿舎「青嵐荘」と、
旅館の「湯乃上館」の2軒でこちらの泉源が湯元になってます。

[入口] 
中に入り券売機で入浴券(320円)を買い傍の番台へ。
小さな休憩・土産物コーナーも...

     [足湯]
     
入口前に足湯、奥の木製テラスに椅子があり
浴後の火照ったからだを冷まします。  


 [男女湯のれん] 
泉質はアルカリ性単純泉で泉温43℃
特筆すべきは、加水・加温・循環無しの源泉まんま掛け流しィ~ 
飲用すれば胃腸病にも効果有。
        
        [内湯] 
        
先客が一人居られましたがすぐ出て、
その後この素晴しい湯を独り占め、堪能ぅ~

[ガラン代わりの湯口]

まず半円の木樽に源泉を投入、
体を洗う時はここから桶で汲み出し掛け湯に使用、
残りの湯は湯船に落ちていきます。ふ~ん、ナルホド

   [内湯]
   
平日の午前中という時間帯で、お湯も荒れてないしキラキラしてます。

奥の扉の向こうが露天風呂になってます。

[露天風呂]

温い湯好きの小生にはこの露天風呂の湯温がまた絶妙で、
斐伊川の瀬音を子守唄代わりに露天風呂でついウトウト...
遠くでウグイスの鳴声が...

アァァ~ し・あ・わ・せ  



出雲湯村温泉・湯乃上館
  島根県雲南市木次町湯村1336
  (0854)48-0513
  入浴時間 AM10~PM9
  入浴料金 320円
  http://www.yunouekan.net/

島根県の温泉・斐乃上温泉

2008年04月09日 | 島根県の温泉
斐乃上温泉・民宿たなべ

桜がほころび始めた山陰路を湯旅して来ました。

一湯目は中国山地の中央部、
島根・鳥取の県境に跨る船通山(1142m)の
麓にある斐乃上(ひのかみ)温泉です。


[斐乃上温泉入口]

"奥出雲おろちループ、"スイッチバックのJR出雲坂根駅"や
"鬼の舌震"等も近く、見所盛り沢山のエリアです。


[民宿たなべ入口]

その中で今回は、源泉掛け流し温泉と
岩魚料理が自慢の「民宿たなべ」にやって来ました。



[アプローチ]

この辺りは"かたくりの里"と呼ばれてます。

春に咲く"かたくり"の花は薄紫の花びらを下に向けて咲くんだそうで、
花言葉は「初恋」とか「寂しさに耐える」なんだって。
まだ早かったんでしょうか?見掛けませんでしたけど。


[玄関]

30分も早く着いてしまい、お願いしたら
愛想の良いお姉さんが「露天はまだ溜まってないけど」
と内湯一番風呂に入れてくれました。


[成分表]

アルカリ性単純泉で泉温26℃。
神経痛、筋肉痛、疲労回復に効果ありとか...

[内湯]

加温はしてますが掛け流し。
肌触りはしっとり、ヌルトロ度もそこそこ感じられます。

浴室内は3~4人用の湯船がひとつに洗い場ガランが2ケ所。

窓外に露天が見えます。
[露天風呂]

露天まで10m程の距離ですが、屋根や囲いもな~んも無くて
すぐ右手には駐車場もあるし女性だとちと勇気が要るかも...

[空っぽの露天風呂]

出来ればこちらにも入りたかったなぁ。

静かな山里で一人、
かたくりの花の様な清楚で静謐なお湯に浸かってると
世事世俗を忘れさせてくれます。
これだから湯旅は止められません...



斐乃上温泉・民宿たなべ
  島根県仁多郡奥出雲町竹崎船通山登山口
  (0854)52-0930
  入浴時間 AM10:30~PM5(日帰り入浴)
  入浴料金 500円
  http://www.tokusen.info/onsen/tanabe/index.html