

島根県二湯目は小生の大のお気に入り、
八岐のおろち(ヤマタノオロチ)伝説で有名な斐伊川の中流、
奥出雲の山々に囲まれた漆仁の里に沸く出雲湯村温泉です。

「夢千代日記」の舞台になった兵庫県の
湯村温泉とは趣が異なる鄙び系温泉です。
[川べりに建つ浴舎]

国道314号に立つ看板から右折し、奥に見える橋を渡ってすぐ。
2年前の春以来の再訪で、道は忘れてませんでした。

出雲湯村温泉には国民宿舎「青嵐荘」と、
旅館の「湯乃上館」の2軒でこちらの泉源が湯元になってます。
[入口]


中に入り券売機で入浴券(320円)を買い傍の番台へ。
小さな休憩・土産物コーナーも...
[足湯]

入口前に足湯、奥の木製テラスに椅子があり
浴後の火照ったからだを冷まします。



泉質はアルカリ性単純泉で泉温43℃
特筆すべきは、加水・加温・循環無しの源泉まんま掛け流しィ~

飲用すれば胃腸病にも効果有。
[内湯]

先客が一人居られましたがすぐ出て、
その後この素晴しい湯を独り占め、堪能ぅ~

[ガラン代わりの湯口]

まず半円の木樽に源泉を投入、
体を洗う時はここから桶で汲み出し掛け湯に使用、
残りの湯は湯船に落ちていきます。ふ~ん、ナルホド
[内湯]

平日の午前中という時間帯で、お湯も荒れてないしキラキラしてます。

奥の扉の向こうが露天風呂になってます。
[露天風呂]

温い湯好きの小生にはこの露天風呂の湯温がまた絶妙で、
斐伊川の瀬音を子守唄代わりに露天風呂でついウトウト...

遠くでウグイスの鳴声が...
アァァ~ し・あ・わ・せ


出雲湯村温泉・湯乃上館
島根県雲南市木次町湯村1336

入浴時間 AM10~PM9
入浴料金 320円
http://www.yunouekan.net/