

大分・長湯のラムネ温泉以外に同名の温泉があるとは驚きです。

場所は国道54号(通称:出雲神話街道)を宍道方面へ、

旧琴引荘が民営化され、グループホームを併設し
頓原リフレッシュセンターとして昨年4月に営業を始めたそうです。
[外観]

開業1年の真新しい建物。

ルーツを辿ると太古の昔、大国主命(おおくにぬしのみこと)が霊泉発見、
地元の事業家が明治16年に湯治場として「塩ケ口温泉」を開いたとか。
[玄関]

右手に駐車場、そして棟続きにグループホームがあります。
[受付フロント]

正面カウンターの中に居るのが管理人さん。
色々説明して下さり無人の女性浴室やら
貯湯タンクやら見せて貰い感謝です。
[湯のれん]


小生がこの日一番客らしくまだ閑散と...
[脱衣所]

コンパクトだけど必要な物は揃ってますね。
掃除も行き届いてる感じ。
[成分表]

明治時代、この炭酸泉は瓶詰めにされ
大阪方面に出荷されてたそうです。
現在、飲用許可は得てないけど「胃弱・呑酸」に効果大とか。
[女湯浴槽]

どうです、黄金色に輝くこのお湯。ヒデキ、感激ィ~!!! ←古ッるぅ
[女湯浴槽]

女湯浴槽の方が若干大きいそうで、ガランも4つあります。
[男湯浴槽]

言われてみれば少し小さいかな? で、ガランは3つ。
ここの源泉は2~3週間に一度必ず止まり、
一晩で自然回復し、再通直後は薄黄緑色のお湯が出て
泡付も一番強烈なんだとか。
[男湯浴槽湯口]

無色透明の源泉が空気に触れ泥色に変わって行きます。
口に含むと鉄サビと土臭さが混じったような味でした。
使用温度は38~40℃とやや温めで、
久々に高濃度炭酸泉に入り泡付を堪能。
[浴室壁の説明書き]

泉源は約1.5km上流の塩ケ口鉱泉で、泉温15℃。
炭酸泉に入浴すると体内に炭酸ガスが吸収され
全身の血管が拡張され血流が良くなるんだって。
[休憩所]

軽食コーナーや地場農林加工品販売コーナーを設けるため
近々増築する予定とも伺いました。
三瓶山周辺には数多く温泉があるけど
これほど炭酸濃度の濃いお湯は見当たりません。

温めのお湯なのに、小生暫らく汗が止まりませんでした。
管理人さん曰く「近所の年寄りは、真冬でも湯上りは裸足で帰って行く」
とか。
恐るべし頓原ラムネ温泉.....

頓原ラムネ温泉
島根県飯石郡飯南町頓原1070

入浴時間 AM10~PM8
入浴料金 300円