西日本湯旅

西日本限定ですが、バイクや車で結構まめに温泉巡ってます。

大分県の温泉・長湯温泉 御前湯

2008年01月08日 | 大分県の温泉
竹田市長湯温泉療養文化館御前湯


2008年 元旦。
記念すべき第一湯目は、
最近温泉ファンの耳目を集めている「長湯温泉」の
シンボルともいえる「御前湯」。
ドイツ風のちょっとお洒落な3階建て洋館です。

江戸時代に藩営温泉として誕生した古い歴史を持ち
今も年間80万人もの観光客が訪れる長湯温泉で、
2007年5月「日本一の炭酸泉」と謳っている事に対し、
「根拠が不明確である」として大分県より行政指導が行われ
「日本一」の看板を取り下げていたが、12月7日再び
「日本一宣言」したと聞き駆け付けたのであります。




[御前湯遠景]

年末からの寒波襲来により愛車(右上写真)も雪化粧です。
4駆とは言え、どノーマルタイヤで早朝に
この山の中の温泉に来るとはやや無謀かも...
ちなみに車外温度計はマイナス5℃を表示。


[エントランス]

玄関前の飲泉場。
「飲んで効き、長湯して効く長湯のお湯は、心臓胃腸に血の薬」は
まさに名文句。

また、駐車場横には「飲んだら乗るな、飲むなら温泉!」のキャッチが。

 [館内ロビー]       [湯のれん]       [ドイツ製古式浴槽]
  
玄関・フロントは2Fにあたり、喫茶室や畳敷きの無料休憩所等もこのフロア。

右端はドイツのバートクロツィンゲン(長湯温泉のある直入町と姉妹都市提携)の
クワハウスで使用されていた木製浴槽を寄贈され展示。


[脱衣所]
 
木製升目の脱衣棚。コインロッカー式のもあります。  


泉質に自信アリ。正面の浴室入口扉にはこんな貼り紙が...            



[3F主浴槽]

1F.3F大浴場は奇数・偶数日で男女入替え制。
六角形の主浴槽の中央に湯口があり飲泉用コップが置かれてます。
正面ガラス窓の向うは芹川、有名な「カニ湯」はここから200mほど上流に。

[洗い場]

ゆったりスペースの洗い場。
奥の黒っぽいドアがサウナ室入口。

[3F露天風呂]

新春の陽光が眩しいほど降り注ぎます。
聞こえるのは芹川のせせらぎ...

[湯船に射込む初日の光]

泉質は炭酸水素塩泉。土類系濁湯で味はやや酸いエグミあり。
七里田やラムネ温泉に比べると御前湯のお湯は、
ほとんど泡付は無くどちらかと言えば肌キシ系。
浴後氷点下の中、暫らく散歩しましたが体の芯は暖まったままでした。

源泉温.源泉数.湧出量がどうとか
遊離炭酸ガス濃度がどうしたとか、
小難しい事はよく解らないけど
やはりここの茶褐色のお湯はパンチが効いて最高です。

湯船の中から初日の出を拝みつつ、「日本一の温泉」で
1年の始まりを迎えられる幸せをしみじみ実感しました。




御前湯
  大分県竹田市直入町長湯7962-1
  (0974)64-1400
  入浴時間 AM6~PM9
  入浴料金 500円(家族風呂2000円/50分)
  http://www.gozenyu.com

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