この身魂は、一に月の霊魂ともいひ、五六七の身魂と称せらる。五六七の身魂は、厳の身魂に偏せず、瑞の身魂にも偏せず、厳、瑞の身魂を相調和したる完全無欠のものなり。
*私の大和ごころを志しての旅は「ミロク文明」ミロクの世を地の上に現す方向性。
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*第二六章 体五霊五〔二七六〕
26 体五霊五|第6巻(巳の巻)|霊界物語 - 霊界物語ネット (reikaimonogatari.net)
インフォメーション
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大曲津日の神(大地球の直霊)・八十曲津日の神(大地球の四魂の各直霊)は、体主霊従の大地球の悪を制御する直日の神である。これと、曲津神を混同してはならない。
厳の身魂は荒魂、和魂に重きをおく。瑞の身魂は奇魂、幸魂に重きをおいている。
次に、伊都能売の身魂について簡単に述べると、この身魂は月の霊魂ともいい、五六七(みろく)の身魂といわれている。伊都能売の身魂は厳にも瑞にも偏らず、厳・瑞の身魂を相調和した完全無欠の身魂である。
伊都能売の身魂は時々刻々、形を変えて同じところに固着することがない、反省力の強い活動を備えている。このように身魂が活用できれば、それは伊都能売の身魂と言えるのである。これは、善悪正邪を超えて自由自在の活動をなしうる、至粋至純の神霊の活用なのである。
伊都能売の身魂の活用を会得して、自由自在の神人となることができれば、初めて五六七の活動をなすことができるのである。
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*第二六章 体五霊五〔二七六〕
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019 大宇宙には、一霊四魂が原動力となりて、活機凛々乎として活動しつつあり。先づ小宇宙の一霊四魂に就て述ぶるならば、大空の中心に懸れる太陽は直霊にして、これを一霊ともいひ、大直日神ともいふなり。
026 而して太陽には、荒魂、和魂、幸魂、奇魂の四魂が完全に備はり、その四魂はまた一々直霊を具有し、また分れ、また四魂を為して居る。さうして是らの直霊を神直日神といふ。その四魂また分派して四魂をなし、各々直霊を備ふ。大空の諸星は、皆一霊四魂を各自に具有し居るものなり。
039 而して太陽の一霊四魂を厳の身魂と総称し、かつ霊主体従の身魂ともいふなり。故に大空は霊を主とし、体を従とす。大空中に懸れる太陽、太陰および列星は、皆幽体を以て形成られあるなり。ゆゑに太陽、列星の中に鉱物ありと雖も、大地のごとく堅からず、重からず、その重量に非常の差あるを知るべし。
051 大空中における一霊四魂の分布状態を、仮に図を以て示せば左図の如し。
053 大地は体を主とし、霊を従として形成られあり。故に木火土金水が凝結して生成化育を営みつつあるなり。太陽の霊魂を厳の身魂と称するに対し、地の霊を瑞の身魂といひ、体主霊従の身魂といふ。また大地球の直霊を大曲津日の神といひ、荒魂、和魂、幸魂、奇魂の四魂を備へ、その四魂は太陽のごとく分離してまた直霊を備ふ。その直霊を八十曲津日の神といふ。この四魂はまた更に分れ、際限無く大地一面に一霊四魂を分布されつつあるなり。
068 天地開闢の初めに当り、清く、軽き物は天となり、重く、濁れるものは地となりぬ。故に地上は幾万億年を経ると雖も、天空のごとく清明無垢なることは、到底できざるは自然の道理なり。故に、地上に棲息する限りは、体主霊従の身魂に制御さるるものなり。ここに於いてか体主霊従を調和し、霊体一致の美はしき身魂を造らざるべからざるなり。体主霊従とは、体六霊四の意に非ず、霊主体従とは霊六体四の意に非ず、体主霊従なるものは体五霊五の意味なり。
085 然るに動もすれば、地上の人類は体六或は体七、体八となり、霊四、霊三、霊二、霊一となり易きものなり。故に体主霊従と雖も、体五霊五は、即ち天の命ずる所にして、これに体超過すれば、いはゆる罪となるなり。体五霊五の天則を破りたる吾人の身魂を、大曲津神と云ひ、また吾人をして外面より悪に導く身魂を八十曲津神といふなり。
100 ゆゑに大曲津日の神、八十曲津日の神は、曲津の名ありと雖も、決して悪神に非ず、悪を制御する一種の直日神である。曲津日と曲津といふ神の区別を混同せざる様注意すべし。
106 大地の一霊四魂の分布は、即ち前記太陽の図に準じて知るべきなり。而て厳の身魂は、荒魂、和魂最も重きを占め、瑞の身魂は、奇魂、幸魂最も重きを占め居るなり。
114 つぎに伊都能売の身魂に就て略述すれば、この身魂は、一に月の霊魂ともいひ、五六七の身魂と称せらる。五六七の身魂は、厳の身魂に偏せず、瑞の身魂にも偏せず、厳、瑞の身魂を相調和したる完全無欠のものなり。
123 而して伊都能売の身魂は、最も反省力の強き活動を備へて、太陽のごとく常に同じ円形を保つことなく、地球のごとく常に同形を保ちて同所に固着すること無く、日夜天地の間を公行して、明となり、暗となり或は上弦の月となり、また下弦の月となり、半円となり、満月となり、時々刻々に省みるの実証を示しゐるなり。
134 斯くのごとく吾人の身魂の活用し得るを、伊都能売の身魂といふ。伊都能売の身魂の活動は、時として瑞の身魂と同一視され、或は変性女子の身魂と誤解さるる事あり。
139 伊都能売の身魂は、変性男子の身魂にも非ず、また変性女子の身魂にもあらず。完全無欠にして明暗、遠近、大小、賢愚、肖不肖、善悪等の自由自在の活動をなし得る至粋至純の神霊の活用なり。
148 かくのごとく自由自在の神人たることを得ば、初めて、五六七の活動をなし得べきなり。月にもまた一霊四魂あり、その四魂の各々にもまた一霊四魂の備はれることは、太陽地球と同一なり。而てこの月球を保持するは、前巻に述べたるごとく、北斗星、北極星、オレオン星および三角星の四大星体である。この四大星体は、月球の直接保護に任じ、瑞の身魂の活用を主としつつ大空、大地の中間を調理按配する重要なる職務を有するものなり。
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伊雑宮は、天照大御神の御魂をお祀りし、「いぞうぐう」とも呼ばれます
*柔軟力を育てましょう 2010-02-12 伊勢ー白山道
http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/f5f2503835e6a2517d249b2c2ea97184
~ 写真は読者が昨日、伊勢の伊雑宮において写したものです。非常に珍しいですが、古代の銅鏡(どうきょう)の鏡の紋様のような模様がハッキリと写り、円周が光っています。
これは、天照太御神に仕える眷属神です。神様が鎮まる御宮を守っています。