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住宅ローン繰上げ返済する? 貯蓄に回す?

2015年12月20日 22時42分08秒 | キャリア支援
住宅ローン繰上げ返済する?
貯蓄に回す? お得なのはどっち?

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2015年12月8日 21時45分
(2015年12月8日 22時40分 更新)



ボーナスの使い道としてお得なのは、貯蓄」か「住宅ローン繰り上げ返済」か……
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消費税増税もあり、昨今は住宅ローンに対する関心が高まっています。
ボーナスと住宅ローンの組み合わせで必ず議論となるのが、
「貯蓄する」か、「住宅ローンの繰上げ返済にあてる」か、です。
お菓子の「きのこの山」VS「たけのこの里」論争と同じくらい、
永遠のテーマとなっているのではないでしょうか。

そこで今回は、住宅ローン繰上げ返済にして得な人は
こんな人!という1つの答えをご紹介したいと思います。

前提
まず前提として、住宅ローンを組む際に
ボーナス併用の返済計画にするかの是非について整理しましょう。

ボーナス併用の返済は、転職時・企業業績変動で、
支払い困難な事が起こる可能性があります。
ですから、貰えるかどうかやや不安定なボーナスという
収入をあてにしたような高額な(特に住宅ローンの)
借入返済計画を立てることは、
できる限り避けた方がよいと、
個人的には考えています。

ボーナスを返済計画に組み込むことで月間の返済は
「一次的に」楽になりますが、ボーナスはずっと
同じ金額が支給されるという保証はありません。

ですから、今後長期にわたり、
「ボーナスが予定通り払われるか?」を気にする、
「審判の日」を半年に一回待たなくてはいけなくなります。
ですから、個人的には、月々の給与で
堅実に支払うローン返済計画を組むことをお勧めします。

貯蓄VS繰上げ返済、どちらがお得?
単純に貯蓄と住宅ローンを比べると、
住宅ローンにかかる金利の方が、
預金口座に預けてつく利子よりも
高額となるケースが多いと思います。
ですから、損得だけを考えると、
銀行での預金は意味が無いように思えます。
早めに支払ってしまった方が、お得と言う訳です。

しかし、仕事の収入が減ったり、
ボーナスが支給されないなど、
不測の事態は将来起こるものです。
また、やむを得ず転職することもあるかもしれません。
そのような時に、余力として、貯蓄しておいたものが、
どれだけ生活と精神的な保全になるか、計り知れません。

また、住宅ローンとは別に、
旅行など何かやりたいことがあり、
それに向けてお金を用意したい、
という人も多いかと思います。

ですから、住宅ローンだけに振り回されず、
自分の長期的な人生設計に向けて、
ボーナスの使い道を考えるべきでしょう。

では住宅ローン返済ではボーナスを使わない方が良いか?
いいえ、そんなことはありません。
支払いに組み込むのは危険ですが、
繰上げの返済に一部を使用するのは有効です。…

ただし、全額でなく、支給額や、
先に触れた人生設計にもよりますが、
50%程度で余力を持つのが良いようです。

繰上げ返済に、手数料がかかる場合もありますが、
その後の金利支払いを考えると得なケースが多いと言えます。

結論! ボーナスを繰上げ返済に回すと得な人
以上、前提や考え方が多くなってしまいましたが、
以下の様な人は特に、ボーナスを繰上げ返済に回すと得な人、
と言えるでしょう。

・月収がボーナスよりも多い人
・ボーナスがなくてもローン返済ができていて、生活に余裕がある人
・ボーナスがいつもより多かった人

これらの人はボーナスが完全な余力ですので、
繰上げしたほうが得です。特にボーナスが思いの他多かった人は、
多かった分を返済に回しましょう。

また、繰上げ返済をして損になることは、
「預金金利よりローン金利が高い」ため基本的にはない、
と説明しましたが、以下のようなことが心配な人は、
貯蓄に多めに回す方が合っていると言えます。

・ローン返済計画にボーナス併用をしている人
・仕事上の収入の変動が激しい人
・転職など、将来の「不測の事態」が心配な人

いかがでしたでしょうか? ぜひ参考にしてください!

(カマー ラッセル)

http://www.excite.co.jp/News/column_g/20151208/Allabout_20151208_9.html


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