内容(「BOOK」データベースより)
結成14年のアマチュアロックバンドが練習中のスタジオで遭遇した不可解な事件。浮かび上がるメンバーの過去と現在、そして未来。亡くすということ。失うということ。胸に迫る鋭利なロマンティシズム。注目の俊英・道尾秀介の、鮮烈なるマスターピース。
~*~*~
タイトルの「ラットマン」とは、情報処理の観点から生体の認知活動を研究する学問である認知心理学で用いられる有名なイラストで、人物像のグループの流れで見ると人間のように、動物の流れで見るとネズミのように見える肖像画のことです。
これです↓
いつものように予備知識無しで読み始めましたが、いきなり?というプロローグからすぐに引き込まれてまたも一気読み。
主人公の姫川の視点で自身の過去、アマチュアバンド仲間との関わりが語られ、姫川の行動に彼の心理状態を垣間見る、そして一つの事件が起きてからが面白く、謎が謎を呼び、慎重に張り巡らされていた伏線がラストへ向けて一つにまとまっていく感じ。
またしても、やられました。
これしか無い、という絶妙のタイトル。
結成14年のアマチュアロックバンドが練習中のスタジオで遭遇した不可解な事件。浮かび上がるメンバーの過去と現在、そして未来。亡くすということ。失うということ。胸に迫る鋭利なロマンティシズム。注目の俊英・道尾秀介の、鮮烈なるマスターピース。
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タイトルの「ラットマン」とは、情報処理の観点から生体の認知活動を研究する学問である認知心理学で用いられる有名なイラストで、人物像のグループの流れで見ると人間のように、動物の流れで見るとネズミのように見える肖像画のことです。
これです↓
いつものように予備知識無しで読み始めましたが、いきなり?というプロローグからすぐに引き込まれてまたも一気読み。
主人公の姫川の視点で自身の過去、アマチュアバンド仲間との関わりが語られ、姫川の行動に彼の心理状態を垣間見る、そして一つの事件が起きてからが面白く、謎が謎を呼び、慎重に張り巡らされていた伏線がラストへ向けて一つにまとまっていく感じ。
またしても、やられました。
これしか無い、という絶妙のタイトル。
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