内容(「BOOK」データベースより)
人は、やむにやまれぬ犯罪に対し、どこまで償いを負わねばならないのだろう。そして今、未曾有の台風が二組の家族を襲う。最注目の新鋭が描く、慟哭と贖罪の最新長編。
~*~*~
初めての道尾作品です。
読み始めたらトーンは暗いのにグングン引きつけられ、貴志祐介さんの「青い炎」がダブりながら、一気に読み終えました。
蓮と楓の父親が家を出た後、母親は再婚するが兄妹を残して事故死、暴力をふるう義父を殺害しようと計画する兄。
辰也と圭介の母親は溺死、父親は再婚後に病死、義母への敵意を隠そうともせずいっしょに暮らす兄。
それぞれ、家族になりきれない、似た境遇の子供たち。
降り続く雨が読み手の不安感と緊張感を呼び起こし、子供たちの心理状態を背後から描き上げていきます。
あまり感想を書くとネタバレになってしまうのでやめときます。
が、暗いトーンでも面白かったので、他の本も読んでみようと思います。
人は、やむにやまれぬ犯罪に対し、どこまで償いを負わねばならないのだろう。そして今、未曾有の台風が二組の家族を襲う。最注目の新鋭が描く、慟哭と贖罪の最新長編。
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初めての道尾作品です。
読み始めたらトーンは暗いのにグングン引きつけられ、貴志祐介さんの「青い炎」がダブりながら、一気に読み終えました。
蓮と楓の父親が家を出た後、母親は再婚するが兄妹を残して事故死、暴力をふるう義父を殺害しようと計画する兄。
辰也と圭介の母親は溺死、父親は再婚後に病死、義母への敵意を隠そうともせずいっしょに暮らす兄。
それぞれ、家族になりきれない、似た境遇の子供たち。
降り続く雨が読み手の不安感と緊張感を呼び起こし、子供たちの心理状態を背後から描き上げていきます。
あまり感想を書くとネタバレになってしまうのでやめときます。
が、暗いトーンでも面白かったので、他の本も読んでみようと思います。
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