みそっちょの日常 

2019年春頃のUターンに向けて準備中です。

老犬と一緒にタケノコを採る。

2017-05-01 20:36:51 | 郷里 (田舎暮らし)
母を先頭にして、老犬、私と続きタケノコ採りに出かける。

老犬は16才になるので、だいぶ足腰が弱っている。
そのせいか、目の前で何度も足を滑らせた。
この急こう配で、ついに老犬は後ろ足から谷底へと落ちて行った。

「おいおい、犬が滑り落ちてるよ~っ!?」(´゚д゚`)

こんなところでは、ハーネスも鎖も必要ない。
犬と一緒に滑落してしまう。

もっと危険なのは、自分より高い位置を歩かせること。
頭上から石が降って来る事態になる。




老犬は別のルートで無事に目的地にたどり着いた。
老犬といえども犬だけのことはある。 全くの無傷だった。




この穴が気になるようで、やたらと覗き込む。 クンクンクン・・・




タケノコ発見。 でも、これは鹿か何かに先をカジられている。




こっちの方がいいな。




これは老犬が目の前でカジっていた。
老犬も一緒に採っているつもりなのだと母は言う。




タケノコは重いので、山中で皮を剥いてしまう。

 


どこまで剥くのかが記憶にない。
もっと、ザックリと剥いていた気がする。
これは・・・ マトリョーシカか?(。-`ω-)

 


なかなかの大量だったので、さっさと帰宅することに。

母は、こんなものを使用してタケノコを茹でる。 
燃料代が要らない。材料代も水道代もタダときた。






このたき火で出来る灰は貴重で、
蒟蒻玉を作る時の凝固剤として使用するらしい。

灰汁を取りながら、水を注しながらで3時間以上煮る。




それから一晩流水にさらして、明朝には「筍の水煮」が完成する。
つまり、米ぬかも唐辛子も何も要らない。






500gで、250円。 この日は30袋分出来た。
予想通り、飛ぶように売れてしまった。

この「筍の水煮」には、他にも多くの知恵と工夫が詰まっている。

独りでのタケノコ採りは危険が伴う気がするが、
この暮らしを母から取り上げるとは、良いことだとは思えない。

帰省6日目

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