みそっちょの日常 

2019年春頃のUターンに向けて準備中です。

ブッドレア ( フジウツギ ) は、逞し過ぎるのではないですか?

2018-11-02 20:00:00 | 園芸 ( 観察日記 )

以前、ブログのお友達に
「ブッドレア」だと教えて頂いた植物がありました。

山奥の道端に忽然と現れたその植物は、
花色が鮮やかで、直ぐに地域の人々の話題になりました。

奥さんに頼まれて枝をとってあげたご主人だとか、
花瓶にさして観賞した人だとか・・・
とにかく、それまで周辺には一本も無い花でした。

画像を検索すると、手入れの行き届いた庭木はかりで、
最初は、少し違っている気もしたのですが、
花や葉の形状は全く同じなので、ブッドレアだと確信できました。


つい先日、それを叔父の庭で見つけました。

ピンぼけですが・・・



まだ背丈は50㎝くらいで、植えて間もないようです。
私は、思わず名前を尋ねました。

「ブッドレアだよ。」

  えっ? ( ゚Д゚) ・・・ 

叔父は、私の実家近くのブットレアのことなど知りません。

その後、あの花をもう一度見に行ってみました。

それがコレ↓




花期の長い植物のようです。
叔父の庭にあったものと同じ色、同じくらいの花房。

そして、この花の咲いている木が、コレ↓




5m以上もある高木です。
ものすごい勢いで成長しています。

そして、母から興味深い話が・・・

「あの木は、近くの谷川の奥にも一本あるよ。」

「数キロ先の〇〇さんの土地にも生えていたらしいよ。
 直ぐに大きくなったから、何度も切り倒して
 今やっと、根が無くなったそうなんだよ。」


・・・(;・∀・)


ブッドレア・・・
庭木から、実生で増えているようなのですが、
鳥や昆虫が運んで来たのか、はたまた獣の体に付着して来たのか・・・

ひょっとして、この子達 ↓ だったりするのかも? 


こちらも逞しい。
崖下10m以上あります。


  


でも、まさか・・・ ですよね。

  


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叔父の庭。( 2018.秋 )

2018-11-01 14:00:00 | 山野草 ( 雑草 )

叔父に、自作の庭を案内して貰いました。



「今は、花が一番少ない時期だよ。」
と言いながらも丁寧に説明してくれました。

叔父は、山野草の栽培家です。





手折って渡してくれたのは、シモバシラという植物。

花が霜柱に似ているのではなく、
冬になると、根本に氷柱が出来るのが名前の由来のようです。




これは、ヤマシャクヤクの実で、濃い紅花だそうです。



ヤマシャクヤクの花は一般的には白く、
稀に黄色もあるとのこと。


で、こちらは斑入りの薔薇ですが・・・
このような変種を、ずっと探し続けて来ているようです。




栽培家同士で交換もするようですが、
変種の他、新種を見付けるのも得意なようです。


斑入りのリンドウは、透き通った青色です。




斑入りのツワブキ。
写真では分かり難いのですが、花びら一つ一つの濃淡が異なります。




スプレータイプのツワブキもあります。




ダイモンジソウの種類は、もともと多いです。
ユキノシタの仲間ですが、ユキノシタではありません。









崖などに自生する「ヒトツバ」というシダ植物ですが、これも変種です。







同じ斑入りでも、斑の入り方は様々です。





こちらはツルニンジンで、不思議な色をしています。




叔父は、苦労して栽培したものでも、
山野草が好きな人だと知ると、快く分けてくれます。

販売もしています。




なのに、叔父の庭は 度々盗難に遭っているようです。

基本、様々な許可を得て、自力で山野草を探し
生育環境を熟知した上で、苦労を重ねて栽培しています。


ここで、お願いです。

叔父の庭に限らず、
どこかで 珍しい、好きな植物を見付けてしまったら
その場所から根こそぎ持ち去るようなことは
しないで下さい。



帰りに、お土産を貰いました。(*^^*)

 

 
ダイモンジソウ・ノコンギク・ホトトギス他・・・色々。


母には、
「嫌だー! 雑草を貰って来ないで!」
と、叱られましたが・・・ 
敷地の縁や石垣に、しっかり植え付けてしまいました~ (*^^*)


わかる人にはわかる。
わからない人には全くわからない。


それが山野草の世界・・・ なのでしょうか。


コメント (2)
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