トーダルは今(2007年11月9日現在)スウェーデンにいる。
どうしてかというと、スウェーデンの詩人が書いた詩をベラルーシ語に翻訳したものに作曲する、というプロジェクトが進行中で、その関係でストックホルムでコンサートをすることになったからだ。
何だか「月と日」のようなことをしているね。国際派歌手と呼んでいただきたい。(^^;)
今日いきなりストックホルムから「こんにちは、マーサさん」というメールが届いた。(忙しくてそんなもの送ってこないと思っていたので、驚いた。)
スウェーデンでは「すべてハラショー」ということだった。そうだろうね。しかし、
「娘のはちの子ちゃんと、だんなさんのコーリャによろしく。」
とメールの最後に書いてあった。私のだんなの名前はコーリャではない。釣りキチ捨平だ!
(帰国後、電話がかかってきたため、「ところでコーリャって誰?」ときいたら「あっ・・・。捨平さんだったね・・・。ごめん。飛行機の移動で疲れて頭が動いてなかった。」と謝っていた。しかし、その後、「でも、大丈夫、大丈夫。」と自分で言っていたぞ。それはこっちのセリフじゃないか?)
ちなみに後でこちらの音楽ニュースサイトを読んだところ、コペンハーゲン経由で行ったら、預けた荷物がコペンハーゲンで行方不明になったらしい・・・。
ストックホルムでは20年前にアーラ・プガチョワが泊まったホテルに泊まったそうです。どれがどーした、という内容のニュースだね。
でもスウェーデン語の原詞を書いた詩人と会ったり、CD化実現への話をしたり、充実した滞在だったようです。
スウェーデンでの画像はこちらのトーダルのブログ内フォトギャラリーをどうぞ。
http://todar-vojt.livejournal.com/2814.html#cutid1
そもそも今年5月から6月にかけて、ベラルーシではスウェーデン文化週間というイベントが催されていた。
スウェーデン映画がたくさん上演されたり、ミンスク中央児童図書館でスウェーデン児童文学のプレゼンテーションが催されたりしていた。
そのイベントの一つで、「スウェーデン文学と音楽の夕べ」というものが5月30日にミンスクで行われたので、行ってきた。
もちろん、スウェーデン文学よりも、トーダルが「音楽」のほうに出るというので、聴きに行ったのである。
会場はスウェーデン大使館のある建物の中庭。屋外だったので、風が気持ちよかったです。今年ベラルーシは猛暑だったので。
3人の現代スウェーデン文学を支える若手作家2人と詩人1人が招かれており、
自分の作品をスウェーデン語で朗読。(全く分からない・・・。)
その後、それをベラルーシ語に訳したものをベラルーシ人が朗読。(少し分かる・・・。)
司会はベラルーシ語堪能な(しかも若い)スウェーデン大使。(しかし近くでよく見ると、しめているネクタイの柄が葛飾北斎の富士山の浮世絵だった。話はしなかったけど、日本通?)
スウェーデンを紹介するきれいなパンフレットもたくさん印刷してただで配り、お冷は飲み放題だったし(本当に暑かった。)作家や詩人をスウェーデンから呼んでくるだけでも、スウェーデン、がんばってるなあ、と思いましたよ。自国の文化をベラルーシなんていうヨーロッパの田舎で、一生懸命紹介しているわけですよ。
で、文学作品の朗読を聞いている間、(お礼としてベラルーシ人側からも詩人が数名壇上に上がり、自作のベラルーシ語の詩を朗読。)トーダルはお冷を飲みながら、会場の後ろを腕組みして、なぜかクマのようにうろうろしていた。
ようやく日本人の私には非常に難しい文学が終わり、ようやく音楽の始まり、始まり。
そこでトーダルが登場したのは、スウェーデンの詩人の作品をベラルーシ語に翻訳して(翻訳作業を行ったのはもちろんトーダルではない。)作曲したためで、そのうち数曲をスウェーデン関係者の前でお披露目したのである。
CD化も予定されているので、完成が楽しみ。
スウェーデンでも多くの人に聴かれるといいな。と思ったよ。
その後、トーダルは自分の作品を歌い続けて、はっきり言って、「スウェーデン文学と音楽の夕べ」とは全然関係ない「トーダルワンマンショー」になっていた。(^^;)
というのも、自分の作品を朗読したベラルーシ人の詩人の中に、レアニード・ドラニコ・マイシュークとウラジーメル・ニャクリャエフがいたから。
トーダルはドラニコ・マイシュークの詩に作曲して「オモチャヤサン」というアルバムを、ニャクリャエフの詩にも作曲して「薔薇と踊るタンゴ」というアルバムを発表している。
作詞家と作曲家のような関係ですな。
その二人が来ていたので、「オモチャヤサン」と「薔薇と踊るタンゴ」収録曲から何曲か選んで歌っていた。
自慢にはならないが、私はドラニコ・マイシュークさんのサイン入り自作詩集を持っている。
さらに自慢にならないが、マーサはニャクリャエフさんから「美人ですね。」と言われたことがある。詩人はやっぱりお世辞がうまいんだね。(笑)
それはともかく「スウェーデン文学と音楽の夕べ」は5月の夕暮れの空の下、とても耳に心地よかったです。
どうしてかというと、スウェーデンの詩人が書いた詩をベラルーシ語に翻訳したものに作曲する、というプロジェクトが進行中で、その関係でストックホルムでコンサートをすることになったからだ。
何だか「月と日」のようなことをしているね。国際派歌手と呼んでいただきたい。(^^;)
今日いきなりストックホルムから「こんにちは、マーサさん」というメールが届いた。(忙しくてそんなもの送ってこないと思っていたので、驚いた。)
スウェーデンでは「すべてハラショー」ということだった。そうだろうね。しかし、
「娘のはちの子ちゃんと、だんなさんのコーリャによろしく。」
とメールの最後に書いてあった。私のだんなの名前はコーリャではない。釣りキチ捨平だ!
(帰国後、電話がかかってきたため、「ところでコーリャって誰?」ときいたら「あっ・・・。捨平さんだったね・・・。ごめん。飛行機の移動で疲れて頭が動いてなかった。」と謝っていた。しかし、その後、「でも、大丈夫、大丈夫。」と自分で言っていたぞ。それはこっちのセリフじゃないか?)
ちなみに後でこちらの音楽ニュースサイトを読んだところ、コペンハーゲン経由で行ったら、預けた荷物がコペンハーゲンで行方不明になったらしい・・・。
ストックホルムでは20年前にアーラ・プガチョワが泊まったホテルに泊まったそうです。どれがどーした、という内容のニュースだね。
でもスウェーデン語の原詞を書いた詩人と会ったり、CD化実現への話をしたり、充実した滞在だったようです。
スウェーデンでの画像はこちらのトーダルのブログ内フォトギャラリーをどうぞ。
http://todar-vojt.livejournal.com/2814.html#cutid1
そもそも今年5月から6月にかけて、ベラルーシではスウェーデン文化週間というイベントが催されていた。
スウェーデン映画がたくさん上演されたり、ミンスク中央児童図書館でスウェーデン児童文学のプレゼンテーションが催されたりしていた。
そのイベントの一つで、「スウェーデン文学と音楽の夕べ」というものが5月30日にミンスクで行われたので、行ってきた。
もちろん、スウェーデン文学よりも、トーダルが「音楽」のほうに出るというので、聴きに行ったのである。
会場はスウェーデン大使館のある建物の中庭。屋外だったので、風が気持ちよかったです。今年ベラルーシは猛暑だったので。
3人の現代スウェーデン文学を支える若手作家2人と詩人1人が招かれており、
自分の作品をスウェーデン語で朗読。(全く分からない・・・。)
その後、それをベラルーシ語に訳したものをベラルーシ人が朗読。(少し分かる・・・。)
司会はベラルーシ語堪能な(しかも若い)スウェーデン大使。(しかし近くでよく見ると、しめているネクタイの柄が葛飾北斎の富士山の浮世絵だった。話はしなかったけど、日本通?)
スウェーデンを紹介するきれいなパンフレットもたくさん印刷してただで配り、お冷は飲み放題だったし(本当に暑かった。)作家や詩人をスウェーデンから呼んでくるだけでも、スウェーデン、がんばってるなあ、と思いましたよ。自国の文化をベラルーシなんていうヨーロッパの田舎で、一生懸命紹介しているわけですよ。
で、文学作品の朗読を聞いている間、(お礼としてベラルーシ人側からも詩人が数名壇上に上がり、自作のベラルーシ語の詩を朗読。)トーダルはお冷を飲みながら、会場の後ろを腕組みして、なぜかクマのようにうろうろしていた。
ようやく日本人の私には非常に難しい文学が終わり、ようやく音楽の始まり、始まり。
そこでトーダルが登場したのは、スウェーデンの詩人の作品をベラルーシ語に翻訳して(翻訳作業を行ったのはもちろんトーダルではない。)作曲したためで、そのうち数曲をスウェーデン関係者の前でお披露目したのである。
CD化も予定されているので、完成が楽しみ。
スウェーデンでも多くの人に聴かれるといいな。と思ったよ。
その後、トーダルは自分の作品を歌い続けて、はっきり言って、「スウェーデン文学と音楽の夕べ」とは全然関係ない「トーダルワンマンショー」になっていた。(^^;)
というのも、自分の作品を朗読したベラルーシ人の詩人の中に、レアニード・ドラニコ・マイシュークとウラジーメル・ニャクリャエフがいたから。
トーダルはドラニコ・マイシュークの詩に作曲して「オモチャヤサン」というアルバムを、ニャクリャエフの詩にも作曲して「薔薇と踊るタンゴ」というアルバムを発表している。
作詞家と作曲家のような関係ですな。
その二人が来ていたので、「オモチャヤサン」と「薔薇と踊るタンゴ」収録曲から何曲か選んで歌っていた。
自慢にはならないが、私はドラニコ・マイシュークさんのサイン入り自作詩集を持っている。
さらに自慢にならないが、マーサはニャクリャエフさんから「美人ですね。」と言われたことがある。詩人はやっぱりお世辞がうまいんだね。(笑)
それはともかく「スウェーデン文学と音楽の夕べ」は5月の夕暮れの空の下、とても耳に心地よかったです。