すでにお知らせしていますように、もうすぐトーダルが初来日、日本で2回のコンサートに登場します。
2月23日のコンサートではプログラムが配られ、「月と日」収録曲以外でトーダルが歌うベラルーシ語の歌(「緑の樫の木」「道」「海」)の歌詞の日本語訳が掲載される予定です。
しかし3月1日のライブでは、プログラムは作成されない、ということで、マーサ&トーダルは少々がっかり。
何せ、ベラルーシ語が分かる日本人はほとんどいないので、トーダルが歌を歌っても、意味が分からないではないですか。
本番のMCで説明できる、と言われたけど、歌詞を全部日本語で説明するのは、難しいですね。
・・・なので、このブログ上で歌詞の日本語訳を公開します。
・・・と思っていたのですが、確認したところ、日本語訳は配られるそうです。良かった! イベント企画のVesna!さん、早とちりしてすみません。そしてありがとう!
歌う曲も決定しました。「満足しているオンドリの歌」と「SOS」です。
でもせっかくなので、3月1日のライブの候補曲の歌詞の日本語訳は公開したままにしておきます。
ライブに来られる方、トーダルの歌う曲の歌詞にご興味のある方、はぜひご覧ください。
それぞれの歌について詳しくは、各収録アルバムの解説をご覧ください。作品への理解が深まるかも。
・・・・・・・
「満足しているオンドリの歌」
(作詞 レアニード・ドラニコーマイシューク 作曲 トーダル アルバム「オモチャヤサン」収録曲)
僕は悩みなしで生きている。
イヌの餌をつつく。頭を下げて
穀物を見つけたようなふりをして。
僕のとさかは赤いケシの花のよう。
尾羽根は模様入り・・・
メンドリを追いかけても疲れ知らず
僕の生活の知恵は単純なもの。
メンドリがいるうちは
オンドリも生きていけるってこと!
僕は美男子。メンドリをナンパする。
悩みなんかあるわけないよ!
他の鳥が飛んできたら、うまく隠れる。
鶏小屋では僕は王様。悪魔だって怖くない。
人間のご主人が入ってきたら、
メンドリの群れの中にこそこそ隠れる
僕の生活の知恵は単純なもの。
メンドリがいるうちは
オンドリも生きていけるってこと!
僕より若いオンドリはとさかも柔らかくておいしいよ・・・
普段、馬鹿なことをやってる奴が
ちゃっかりいつも餌の桶のすぐそばにいる。
ニワトリは脳みそが少ないって言われているけど
とっても元気に暮らしているよ!
世話は人間がしてくれるしね・・・
僕の生活の知恵は単純なもの。
メンドリがいるうちは
オンドリも生きていけるってこと!
僕の生活の知恵は単純なもの。
メンドリがいるうちは
オンドリも生きていけるってこと!
・・・・・・・
「君の優しさ」
(作詞 ゲナジ・ブラウキン 作曲 トーダル アルバム「LIRYKA」収録曲)
君は尋ねた
僕が何を持って行くのか
雪とみぞれの道中で
とても悲しいときに。
僕は答えた。
「君の優しさだよ。」
君は考え込んで尋ねた
何が一番大切なのか
仕事、幸せ、成功、インスピレーション?
僕は囁いた。
「君の優しさだよ。」
ヒントもなく、石油ストーブもない
失望と孤独の中で
信じる、そして祈る
ただ彼女にその優しさを
何が僕の人生に足りないのか
10回でも100回でも
君がこんなことを尋ねたら
言うよ。
「君の優しさだよ。」
・・・・・・・
「SOS」
(作詞 ルィゴール・バラドゥーリン 作曲 トーダル アルバム「愛の汽車」収録曲)
日照り続きで開墾地はすっかり干上がった
二人で雨乞いをしよう
僕は鶴を捕まえておく
君にはテンがいるからね
SOS、SOS 鶴に飲ませてくれ
SOS、SOS 泉の水は熱すぎる
SOS、SOS テンも焼けてしまうぐらい
鶴は浅瀬に飛んでいった
身も心もきれいな人が僕は好きだよ
君のテンの毛色は驚くほどきれいだね
僕の鶴に飲ませてくれないか
グラスの底に向かって鶴がうつむくぐらい、たくさん
SOS、SOS 鶴に飲ませてくれ
SOS、SOS 泉の水は熱すぎる
SOS、SOS テンも焼けてしまうぐらい
鶴は浅瀬に飛んでいった
僕は一人、君も一人
全部飲ませてくれないか
丸ごと一瓶飲ませてくれ
全部、全部、全部・・・
底にたまった酒かすが舞い上がるまで
SOS、SOS 鶴に飲ませてくれ
SOS、SOS 泉の水は熱すぎる
SOS、SOS テンも焼けてしまうぐらい
鶴は浅瀬に飛んでいった
浅瀬は野火も酔いも消してしまった
酔いが一気に冷めていく
鶴は飲みすぎてしまったね
くちばしを閉じてぐったりしている
SOS、SOS 鶴に飲ませてくれ
SOS、SOS 泉の水は熱すぎる
SOS、SOS テンも焼けてしまうぐらい
SOS、SOS 鶴に飲ませてくれ
SOS、SOS 泉の水は熱すぎる
SOS、SOS テンも焼けてしまうぐらい
鶴は浅瀬に飛んでいった
・・・・・・・
「海」
(作詞 ウラジーメル・カラトケービッチ 作曲 トーダル アルバム「長い引き出しの歌」収録曲)
花崗岩のような波が押し寄せる海
赤く日焼けた人たち
君は僕を愛していた
でも、もう今は愛していないね
遠い過去の経験は厳しく僕に迫る
枯れた苦いよもぎと糸とが絡み合った
織物のような僕たちの愛は
心に苦しみと悲しみを残して飛び立った
なんて凶暴な力だろう
血だらけの境界線は
僕たちの愛とともにもう壊された
僕はまるで神と一緒に取り残されたよう・・・
永遠に、永遠に、熱い鉄のように鍛えられる
君のすんなりした足が僕の苦悩の巣だ
僕は立てた誓いを思い出す
胡椒の実のような色の岩
石榴の実のような色の君の唇
心臓は心臓を叩く
肌の上の雫の首飾り
日に焼けた赤銅色の胸
君は僕を愛していたかい・・・?
・・・愛していたね。
でも、もう今は愛していない。
そして、もう二度と愛さない、愛さない、愛さないんだ・・・・
2月23日のコンサートではプログラムが配られ、「月と日」収録曲以外でトーダルが歌うベラルーシ語の歌(「緑の樫の木」「道」「海」)の歌詞の日本語訳が掲載される予定です。
しかし3月1日のライブでは、プログラムは作成されない、ということで、マーサ&トーダルは少々がっかり。
何せ、ベラルーシ語が分かる日本人はほとんどいないので、トーダルが歌を歌っても、意味が分からないではないですか。
本番のMCで説明できる、と言われたけど、歌詞を全部日本語で説明するのは、難しいですね。
・・・なので、このブログ上で歌詞の日本語訳を公開します。
・・・と思っていたのですが、確認したところ、日本語訳は配られるそうです。良かった! イベント企画のVesna!さん、早とちりしてすみません。そしてありがとう!
歌う曲も決定しました。「満足しているオンドリの歌」と「SOS」です。
でもせっかくなので、3月1日のライブの候補曲の歌詞の日本語訳は公開したままにしておきます。
ライブに来られる方、トーダルの歌う曲の歌詞にご興味のある方、はぜひご覧ください。
それぞれの歌について詳しくは、各収録アルバムの解説をご覧ください。作品への理解が深まるかも。
・・・・・・・
「満足しているオンドリの歌」
(作詞 レアニード・ドラニコーマイシューク 作曲 トーダル アルバム「オモチャヤサン」収録曲)
僕は悩みなしで生きている。
イヌの餌をつつく。頭を下げて
穀物を見つけたようなふりをして。
僕のとさかは赤いケシの花のよう。
尾羽根は模様入り・・・
メンドリを追いかけても疲れ知らず
僕の生活の知恵は単純なもの。
メンドリがいるうちは
オンドリも生きていけるってこと!
僕は美男子。メンドリをナンパする。
悩みなんかあるわけないよ!
他の鳥が飛んできたら、うまく隠れる。
鶏小屋では僕は王様。悪魔だって怖くない。
人間のご主人が入ってきたら、
メンドリの群れの中にこそこそ隠れる
僕の生活の知恵は単純なもの。
メンドリがいるうちは
オンドリも生きていけるってこと!
僕より若いオンドリはとさかも柔らかくておいしいよ・・・
普段、馬鹿なことをやってる奴が
ちゃっかりいつも餌の桶のすぐそばにいる。
ニワトリは脳みそが少ないって言われているけど
とっても元気に暮らしているよ!
世話は人間がしてくれるしね・・・
僕の生活の知恵は単純なもの。
メンドリがいるうちは
オンドリも生きていけるってこと!
僕の生活の知恵は単純なもの。
メンドリがいるうちは
オンドリも生きていけるってこと!
・・・・・・・
「君の優しさ」
(作詞 ゲナジ・ブラウキン 作曲 トーダル アルバム「LIRYKA」収録曲)
君は尋ねた
僕が何を持って行くのか
雪とみぞれの道中で
とても悲しいときに。
僕は答えた。
「君の優しさだよ。」
君は考え込んで尋ねた
何が一番大切なのか
仕事、幸せ、成功、インスピレーション?
僕は囁いた。
「君の優しさだよ。」
ヒントもなく、石油ストーブもない
失望と孤独の中で
信じる、そして祈る
ただ彼女にその優しさを
何が僕の人生に足りないのか
10回でも100回でも
君がこんなことを尋ねたら
言うよ。
「君の優しさだよ。」
・・・・・・・
「SOS」
(作詞 ルィゴール・バラドゥーリン 作曲 トーダル アルバム「愛の汽車」収録曲)
日照り続きで開墾地はすっかり干上がった
二人で雨乞いをしよう
僕は鶴を捕まえておく
君にはテンがいるからね
SOS、SOS 鶴に飲ませてくれ
SOS、SOS 泉の水は熱すぎる
SOS、SOS テンも焼けてしまうぐらい
鶴は浅瀬に飛んでいった
身も心もきれいな人が僕は好きだよ
君のテンの毛色は驚くほどきれいだね
僕の鶴に飲ませてくれないか
グラスの底に向かって鶴がうつむくぐらい、たくさん
SOS、SOS 鶴に飲ませてくれ
SOS、SOS 泉の水は熱すぎる
SOS、SOS テンも焼けてしまうぐらい
鶴は浅瀬に飛んでいった
僕は一人、君も一人
全部飲ませてくれないか
丸ごと一瓶飲ませてくれ
全部、全部、全部・・・
底にたまった酒かすが舞い上がるまで
SOS、SOS 鶴に飲ませてくれ
SOS、SOS 泉の水は熱すぎる
SOS、SOS テンも焼けてしまうぐらい
鶴は浅瀬に飛んでいった
浅瀬は野火も酔いも消してしまった
酔いが一気に冷めていく
鶴は飲みすぎてしまったね
くちばしを閉じてぐったりしている
SOS、SOS 鶴に飲ませてくれ
SOS、SOS 泉の水は熱すぎる
SOS、SOS テンも焼けてしまうぐらい
SOS、SOS 鶴に飲ませてくれ
SOS、SOS 泉の水は熱すぎる
SOS、SOS テンも焼けてしまうぐらい
鶴は浅瀬に飛んでいった
・・・・・・・
「海」
(作詞 ウラジーメル・カラトケービッチ 作曲 トーダル アルバム「長い引き出しの歌」収録曲)
花崗岩のような波が押し寄せる海
赤く日焼けた人たち
君は僕を愛していた
でも、もう今は愛していないね
遠い過去の経験は厳しく僕に迫る
枯れた苦いよもぎと糸とが絡み合った
織物のような僕たちの愛は
心に苦しみと悲しみを残して飛び立った
なんて凶暴な力だろう
血だらけの境界線は
僕たちの愛とともにもう壊された
僕はまるで神と一緒に取り残されたよう・・・
永遠に、永遠に、熱い鉄のように鍛えられる
君のすんなりした足が僕の苦悩の巣だ
僕は立てた誓いを思い出す
胡椒の実のような色の岩
石榴の実のような色の君の唇
心臓は心臓を叩く
肌の上の雫の首飾り
日に焼けた赤銅色の胸
君は僕を愛していたかい・・・?
・・・愛していたね。
でも、もう今は愛していない。
そして、もう二度と愛さない、愛さない、愛さないんだ・・・・