2月24日は、特に予定を入れていなかった。
外は雪がまだ降っていて、金閣寺に観光客が押し寄せたそうである。
マーサ実家に泊まっていた親戚と記念写真を撮ったりしたが、天気もあまりよくないので、親戚は早めに帰宅の途に着いた。
その後は、こういう時間のあるときにお土産を買っておこう、ということになった。
トーダルに何をお土産に買いたいと思っているかきいていたのだが、
「3本線の入ったアディダスの服。フードがついているのがいい。」
と言っていた。
ところが、ベラルーシ人は体が大きくて、日本人用サイズの服は入らない。しかも春物が売り出される時期になっており、フードがついているタイプのものは店頭から消えていた・・・そのため、京都中を探し回ることになった。
この日もまたジャスコ京都五条店へ行ったが、ちょうどいいのがなかった。
トーダルは日本からベラルーシに帰って1週間後にはフランス公演に行くことになっていたので
「いっそのこと、大きいサイズのあるフランスで買ったほうがいいのではないか。」
と提案したが、日本で買うから意味があるのだ、と拒否された。確かにそうだけどさ・・・。自分の体が入らない服を買ってどうするんだ・・・
同じくジャスコで捨平がLLサイズの長袖シャツを試着せずに購入したら、お腹の部分が入らなかった。(笑)ベラルーシに帰った後で自分よりスリムなお兄さん(でも双子。似てない・・・)に土産としてあげていた。
トーダルは試着するたびに
「入らない・・・やせなくては!!!」
と口癖のように言っていたが、実際には日本滞在中、ご飯を食べまくっていた。
「ベラルーシに帰ってから、ダイエットする。」
と、これもまた口癖のように言っていた。
しかし、日本食がいたく気にいったトーダル。ジャスコの食料品売り場で
「ベラルーシに帰ったら、日本料理を作りたいから。」
と、米やら、さまざまな調味料やら、日本酒やらをせっせと買っていた。
そしてお昼ご飯は、ジャスコに入っているお好み焼き屋さんへ。
またまた日本料理の世界の広さに感動し、その感動の渦の中に吸い込まれていくトーダル・・・
こういうふうに目の前で作ってくれたりする料理がベラルーシには少ないので、驚いてしまうんだよね。
作り方を覚えようと、自ら実況中継しながら、デジカメでビデオ撮影していた。
(本当にやせようという気はあるのか・・・)
(Vesna!店内で撮影した画像は写真共有サイト「フォト蔵」内、「トーダルが撮ったニッポン 137」などで公開しています。ここをクリック。)
http://photozou.jp/photo/show/180896/9755960
その後、別の店へアディダスを探しに行ったが、混んでいて車を止められそうになかったので、あきらめて100円ショップに寄った。
「ここにある商品、一つどれでも100円です。」
と言ったら
「うん、それはいい店だね。」
と言っていたが、あまり買い物はせず、自転車のライトとなわとびぐらいしか買わなかった。何でもネマンやしきで乗っている自転車のライトが壊れたのと、帰国後なわとびをして、ダイエットしようと思ったからだそうだ。
それから、一旦家に戻り、樋上さんにお借りしていたアンプを返しに行く。昨日のお礼をし、さらに次回のライブ公演でもお世話になるので、ふたたびいろいろとお願いしておく。
さて、前日のコンサートには日本人だけではなく、ベラルーシ人やそのほかの旧ソ連の国出身のお客さんも聞きに来ていた。
そのうち東京の留学生が、コンサート当日の晩は大阪に泊まっていたので、コンサートの翌日、京都でトーダルに会うことになっていた。
そのため、その日の夕方、トーダルは待ち合わせ場所である北野白梅町のイズミヤ前に向かった。
残ったマーサ家では、来賓(トーダルのこと)がいないので、安心して冷蔵庫の残り物を食べる夕食にした。(^^;)
というのも、次の日からみんなで2泊3日の四国旅行に行くことになっており、痛んでしまいそうなものは全部食べてしまいたかったのである。
トーダルのほうはベラルーシ人留学生とイズミヤの斜め前にある串八に入ったものの、なぜか串料理を誰も頼まず、手巻き寿司セット(10本入り)を食べたそうだ。
しかし、串八にはまた別の日に行くことになる・・・
(どうも食べ物の話ばかりで申し訳ない。これ、トーダル"アリガトゴザイマシタア!"日本滞在記じゃなくて、"ゴチソウサマア!"日本滞在記にすればよかったかも。)
ところで、この日トーダルはホームシックになったことを、帰国後のマスコミのインタビュー内で明かしている。あれだけお好み焼きを食べていたので、ホームシックになっていたとは、誰も気がつかなかったぞ。
何でも「急に家族に会いたくなった。」とか、インタビューで話している。しかし
「でも翌日から国内旅行に行って、寂しさなど感じる暇はなくなってしまった。」そうだ。
そう、トーダルの人生を変えたと言ってもいいほどの旅が、もうすぐ始まろうとしていた・・・。
外は雪がまだ降っていて、金閣寺に観光客が押し寄せたそうである。
マーサ実家に泊まっていた親戚と記念写真を撮ったりしたが、天気もあまりよくないので、親戚は早めに帰宅の途に着いた。
その後は、こういう時間のあるときにお土産を買っておこう、ということになった。
トーダルに何をお土産に買いたいと思っているかきいていたのだが、
「3本線の入ったアディダスの服。フードがついているのがいい。」
と言っていた。
ところが、ベラルーシ人は体が大きくて、日本人用サイズの服は入らない。しかも春物が売り出される時期になっており、フードがついているタイプのものは店頭から消えていた・・・そのため、京都中を探し回ることになった。
この日もまたジャスコ京都五条店へ行ったが、ちょうどいいのがなかった。
トーダルは日本からベラルーシに帰って1週間後にはフランス公演に行くことになっていたので
「いっそのこと、大きいサイズのあるフランスで買ったほうがいいのではないか。」
と提案したが、日本で買うから意味があるのだ、と拒否された。確かにそうだけどさ・・・。自分の体が入らない服を買ってどうするんだ・・・
同じくジャスコで捨平がLLサイズの長袖シャツを試着せずに購入したら、お腹の部分が入らなかった。(笑)ベラルーシに帰った後で自分よりスリムなお兄さん(でも双子。似てない・・・)に土産としてあげていた。
トーダルは試着するたびに
「入らない・・・やせなくては!!!」
と口癖のように言っていたが、実際には日本滞在中、ご飯を食べまくっていた。
「ベラルーシに帰ってから、ダイエットする。」
と、これもまた口癖のように言っていた。
しかし、日本食がいたく気にいったトーダル。ジャスコの食料品売り場で
「ベラルーシに帰ったら、日本料理を作りたいから。」
と、米やら、さまざまな調味料やら、日本酒やらをせっせと買っていた。
そしてお昼ご飯は、ジャスコに入っているお好み焼き屋さんへ。
またまた日本料理の世界の広さに感動し、その感動の渦の中に吸い込まれていくトーダル・・・
こういうふうに目の前で作ってくれたりする料理がベラルーシには少ないので、驚いてしまうんだよね。
作り方を覚えようと、自ら実況中継しながら、デジカメでビデオ撮影していた。
(本当にやせようという気はあるのか・・・)
(Vesna!店内で撮影した画像は写真共有サイト「フォト蔵」内、「トーダルが撮ったニッポン 137」などで公開しています。ここをクリック。)
http://photozou.jp/photo/show/180896/9755960
その後、別の店へアディダスを探しに行ったが、混んでいて車を止められそうになかったので、あきらめて100円ショップに寄った。
「ここにある商品、一つどれでも100円です。」
と言ったら
「うん、それはいい店だね。」
と言っていたが、あまり買い物はせず、自転車のライトとなわとびぐらいしか買わなかった。何でもネマンやしきで乗っている自転車のライトが壊れたのと、帰国後なわとびをして、ダイエットしようと思ったからだそうだ。
それから、一旦家に戻り、樋上さんにお借りしていたアンプを返しに行く。昨日のお礼をし、さらに次回のライブ公演でもお世話になるので、ふたたびいろいろとお願いしておく。
さて、前日のコンサートには日本人だけではなく、ベラルーシ人やそのほかの旧ソ連の国出身のお客さんも聞きに来ていた。
そのうち東京の留学生が、コンサート当日の晩は大阪に泊まっていたので、コンサートの翌日、京都でトーダルに会うことになっていた。
そのため、その日の夕方、トーダルは待ち合わせ場所である北野白梅町のイズミヤ前に向かった。
残ったマーサ家では、来賓(トーダルのこと)がいないので、安心して冷蔵庫の残り物を食べる夕食にした。(^^;)
というのも、次の日からみんなで2泊3日の四国旅行に行くことになっており、痛んでしまいそうなものは全部食べてしまいたかったのである。
トーダルのほうはベラルーシ人留学生とイズミヤの斜め前にある串八に入ったものの、なぜか串料理を誰も頼まず、手巻き寿司セット(10本入り)を食べたそうだ。
しかし、串八にはまた別の日に行くことになる・・・
(どうも食べ物の話ばかりで申し訳ない。これ、トーダル"アリガトゴザイマシタア!"日本滞在記じゃなくて、"ゴチソウサマア!"日本滞在記にすればよかったかも。)
ところで、この日トーダルはホームシックになったことを、帰国後のマスコミのインタビュー内で明かしている。あれだけお好み焼きを食べていたので、ホームシックになっていたとは、誰も気がつかなかったぞ。
何でも「急に家族に会いたくなった。」とか、インタビューで話している。しかし
「でも翌日から国内旅行に行って、寂しさなど感じる暇はなくなってしまった。」そうだ。
そう、トーダルの人生を変えたと言ってもいいほどの旅が、もうすぐ始まろうとしていた・・・。